仕事情報誌ドカント

本田有花 本田有花
「第9回全日本国民的美少女コンテスト」音楽部門賞を受賞し、美少女クラブ31のメンバーとしてテレビ、ラジオで活躍する本田有花。今年6月にニューヨークで本場ブロードウェイのレッスンを学んだ彼女が、昨年の初演に続き再びミュージカル「FAME」に挑む!!

撮影◎HIROKAZ 取材・文◎佐々木竜太

---ミュージカル「FAME」はニューヨークの芸術学校を舞台にした作品ですね。本田さんの役どころを教えてください。
女優になりたくて、勉強を頑張っているセリーナという女の子。プロとして活躍しているニックに憧れを持っていて告白をするんですけど、うまくいかないんです。でもセリーナは振り向かせようと必死。ニックはそれに気付いているんですけど『僕は勉強のことに集中したいから!』って、断られたりして…。


---本田さん演じるセリーナは、どんどん追いかける役なんですね。
すごく追いかけます。でも、なかなか振り向いてくれない。その失恋からどう立ち直るか!? …という役なんです。


---随分、積極的な役のようですが、本田さん自身は実際の恋愛ではどうですか?
追いかけるほうが、好きなタイプですね。どちらかと言えば(笑)。


---セリーナの気持ちも、割とすぐに理解できたんですね。
そうですね、とても分かりやすい性格なので。もう好きっていったら、好きー!! って感じで(笑)。


---演じにくい部分というのはありましたか。
『〜かしら!!』とか『〜なのよぉ』などという言葉遣いは、普段使わないような極端な女の子しゃべりなので難しいですよね。でも、このセリーナをやっている期間は、私生活でも『アナタ!』とか言っちゃったり(笑)。


---友だちとかとしゃべっている時にもですか? 役が残っちゃっているんですね。
そうなんです。少し混ざりますね。『〜じゃないかしらね?』なんて普通言わないですよね。それがすごく自然に出ちゃうので、これはセリーナのパワーかなっていう感じがしますね(笑)。


---でも、すごいですね。そこまで集中して役に入り込めるというのは。他にテレビドラマとミュージカルの違いというものはありますか。
舞台は、2時間半なら2時間半ずっと気持ちを続けられるので、やりやすいです。ドラマだと、シーンごとに分かれていたりするので、その時の気持ちを、思い出して演じることになるんです。


---感情の流れが切れてしまうと。
舞台は始まってしまえば終演まで気持ちが途切れないので、やっぱり集中力が全然違います。


---集中力を持続させるのは難しく、息継ぎができたほうが楽ということはない?
始まったらもう、アッという間に終わっちゃうんですよ。次はこのシーンでこのシーンでってやってると2時間半だとか3時間がアッという間に過ぎちゃって。全然、疲れたりとかはしないですね。あれ、さっき始まったばかりなのに、もう最後のシーンだ!! って(笑)。



---そういった集中力も今年の6月に行ったニューヨークでのレッスンで培われたのでしょうか? 経緯を教えていただけますか。
昨年の年末年始に、ブロードウェイガラコンサートという合格するとニューヨークで1ヶ月レッスンできるというプロジェクトのオーディションがあり、それに合格して、1ヶ月、レッスンさせていただきました。


---1ヶ月間、親元から離れて1人で生活すると、かなり不安ではなかったですか?
それがホームシックにもならなかったし、毎日刺激があるせいか日本にいる時よりもイキイキできて、レッスンは当然なんですけど、家事とかも自分でしっかりやろうっていう。


---自炊してたんですか。
してました。ニューヨークで煮物とか普通に食べてました。


---ニンジンとかジャガイモを煮て!?
部屋にキッチンが付いてたので、到着後すぐに日本食屋さんで醤油、砂糖、みりん、料理酒を買って、これさえあればなんでも作れるぞ!! と(笑)。


---気合入ってますね〜。
ですね(笑)。あとはスーパーマーケットで食材を買って、味噌汁ももちろん毎日飲んでました。お米も炊飯器がないので、鍋で炊く方法を教わって、暇さえあればごはんを炊いてましたから。


---パワフルですね(笑)。では、そのパワーが凝縮された作品「FAME」を、これから観ようという読者にひと言、お願いします。
歌もダンスもたくさんあるので、ミュージカルがちょっと苦手な方とか、普段観ない方でも、誰でも楽しめる作品となっているので、是非、観てほしいです!!
INFORMATION
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【FAME】
FAME
【STORY】
 FAME(名声)を求め、スターになるという夢を叶えるため、ニューヨークの芸術学校に入学してきた生徒たち。厳しく指導しつつも、とても生徒を愛している教師たちと時に反発しながらも自分たちの夢を叶えるべく、充実した学生生活を送っていく…。
【CAST】
演出・振付/川崎悦子
出演/MA(屋良朝幸 米花剛史 町田慎吾 秋山純)・本田有花・赤坂泰彦・杜けあき 他

【INFO】
大阪・シアターBRAVA!
11月18日〜11月19日3公演

東京・東京芸術劇場中ホール
11月21日〜11月26日10公演
主催(東京公演)/企画・制作 フジテレビジョン
(問)テレドーム
0180-993-740
(24時間テープ対応)

PROFILE

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ほんだ・ゆか
1987年4月25日生まれ 埼玉県出身

 第9回全日本国民的美少女コンテストでは音楽部門賞受賞。美少女クラブ31のメンバーとしてテレビ、ラジオなどに出演。

前回の「FAME」で初ミュージカルの舞台を踏み「ブロードウェイガラコンサート2005-2006」で次世代ミュージカル育成プロジェクトのスカラシップを獲得、今年6月に1カ月間、米ニューヨークでレッスンを体験した。

8月には舞台「関ジャニ∞ SUMMER SPECIAL 2006 もうひとつの“アナザー”」出演。


→過去のインタビューを見る

ありがとう 【ありがとう】
総制作費15億円をかけた超大作 震災から復興した神戸をリアルに描く

【CAST】
赤井英和、田中好子、薬師丸ひろ子、永瀬正敏、豊川悦司、佐野史郎、鶴見辰吾、仲村トオル、ほか
【STAFF】監督/万田邦敏 原作/平山譲「還暦ルーキー」
【INFO】2006/日本/2時間5分 www.arigato-movie.jp
11月25日(土)より、全国東映系にてロードショー

ありがとう 1995年に神戸を襲った阪神・淡路大震災は今なお、人々の記憶に残る。無残な神戸の姿は、天災の恐ろしさをまざまざと見せ付けた。地震がもたらした被害は、死者6436人、住家被害は約46万世帯、被害総額は10兆円規模に上る。

 あの惨劇から、人々はどうやって立ち直ったのだろう。それは"災害に負けない"という気持ち一つだったのかもしれない。その心意気が、一人の男の人生を大きく変えることとなる。長田区・鷹取商店街にある「東洋カメラ」店主の古市忠夫は、ボランティア活動に励む一方で、59歳でゴルフのプロテストに合格。本作は忠夫を中心とする、復興への道のりを綴ったノンフィクションだ。

 1995年1月17日、神戸市を襲った激しい地震は、家々をなぎ倒し線路を遮断、交通・ライフラインともに完全に不能状態に追い込んだ。寝室で寝ていた忠夫は、妻と娘を非難させ、自分は消防団のヘルメットを被って災害救助にあたる。倒壊した家屋の下には人々が生き埋めとなり、助けを呼ぶ声が響いているが消防団の力だけではどうにもならない。やがて火の手があがり、建物も人々も次々と飲み込んでいった。
ありがとう
 忠夫は残された住民と共に、復興に向けてボランティアに取り組むが、ある日、自分の車が無事であることを知る。車のトランクを開けると、忠夫は愕然となった。そこには震災の業火から免れた、無傷のままのゴルフバッグがあった。

 復興が進む中、焼け残ったゴルフバッグの衝撃に突き動かされたかのように、忠夫はゴルフのプロテストを受けることを決意。呆れ顔の家族と街の人々が見守る中、忠夫の猛練習が始まった…。

 「わしら、生かしてもろてんねん。生かしてくれた人に感謝せな」。忠夫が劇中で言い続ける言葉は、命を粗末に扱う現代に警笛を鳴らし、生きるとは何か、救済とは何かを問う。総制作費15億円をかけ、震災前、震災後の商店街をリアルに再現した巨大なオープンセットの中、息づく人々の崩壊・再生の姿から、目をそらしてはいけない。
ファースト・ディセント 【ファースト・ディセント】
スノーボーダーたちが雪山をぶっ飛ぶ!命をかけて挑むトリップ・ライディング

【CAST】ショーン・ホワイト、ハンナ・テーター、テリエ・ハーコンセン、ショーン・ファーマー、ほか
【STAFF】監督/ケンプ・カーリー、ケヴィン・ハリソン
【INFO】2005/アメリカ/1時間50分 www.tfc-movie.net
12月下旬より、シネ・アミューズにてロードショー

ファースト・ディセント スノーボードのプレイヤーが、一度は憧れるドリーム・ライディングがここにある。まっさらな新雪に描くシュプール、目をみはるような華麗な技、そして前人未到のビッグマウンテン…エンドロールが流れる頃は命知らずのチャレンジを果たしたボーダーに、畏敬の念を払わずにいられない。

 06年トリノ五輪ハーフパイプ金メダリストのショーン・ホワイトやハンナ・テーターら、トッププレイヤーが集結し、前人未到のアラスカの雪山に挑む。空高くそびえる伝説の山は、斜面というよりも直角の壁にしか見えない。吹雪、雪崩、クレバスといった危険に身をさらしながらも、プレイヤーたちは山頂から滑り降りていく。

 山場になるのは雪山に降り立って9日目、事件が起こる。物心ついたときから雪山と共に歩んできたトラビスは、目を疑うようなライディングを披露。が、着地した斜面がパックリと割れ、そのまま雪崩となり彼を飲みこんだ。雪煙と共に完全に姿がみえなくなるトラビス…。
ファースト・ディセント
 そして最終日。最高峰の山"7601"に挑む。標高が名前となったこの山は、チャレンジを受け入れるかのようにそびえ立つ、当日は晴天、しかし強風が吹き止まない。山頂に一度は降り立った5人だったが、危険な状況と判断し、ポイントを変更する。皆、無事に最後のライディングを終え、会心の滑りに満足するが、メンバーの一人、テリエだけは「7601に戻る」という。

 テリエはワールドカップに出場経験のあるトップライダーだ。屈強な精神の持ち主である彼は、いったん定めた獲物を、みすみす見逃すわけにはいかなかったのだろう。あまりの急斜面に恐怖を感じながらも、滑り出すテリエ。初めての滑走を意味する『ファースト・ディセント』は果たして成功するのだろうか。

 クレバスの上を飛び越え、何千メートルという斜面を一気に滑り降りていく。その臨場感に足がすくみ、鳥肌が立つ。そして何よりもまた、観客は今年も雪山に足を運びたくなるに違いない。

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