仕事情報誌ドカント

阪田瑞穂×本田有花 阪田瑞穂×本田有花
第8回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した阪田瑞穂ちゃんと、同9回コンテストで音楽部門賞を獲得した本田有花ちゃんが、舞台「1999.9年の夏休み」に挑戦! 「人気映画の舞台化だから、映画に負けられない」と意気込む二人。作品への熱い気持ちを徹底大解体!!

撮影◎河島美津雄 取材・文◎内埜さくら

---今回お二人が出演する舞台は、以前、映画化されてますよね。映画を見てどんな印象を持ちましたか?
阪田「今まで見たことのない作品でした。女の子が男の子を演じるっていうのが新しいなって。見ていて不思議な感覚を味わいましたね」

本田「同性愛あり、恋愛の末に自殺がありという内容ですけど、映画が初公開されたのは80年代なんですよね。当時にしてみたら斬新なストーリーだったと思いますよ」


---舞台でお二人が演じる役柄は?
本田「5人の中で一番純粋なノリオという少年です。みんなが恋愛騒動を起こしてるのに、その気持ちがわからないほどピュア。私っぽいかも、なんちゃって(笑)」

阪田「タクヤ役を演じますけど、映画には出てこない登場人物です。繰り広げられている世界が現実のものではないと知っている唯一の少年。異次元から来た設定です」


---これまで異性役を演じたことは?
本田「小学生の頃、ミュージカルで経験しました。でも私、小さいときは男の子によく間違えられてたんです。『ボク』って話しかけられたり。『なんですか?』って答えて開き直ってましたけど(笑)」


---少年という異性を演じるのは大変そうですよね。
阪田「前に顔合わせをしたとき、試しに演じてみたんです。でも『女の子らしさがまだ残ってる』と言われちゃいました。声のトーンが高すぎたみたいです」

本田「そう! 私も低い声を出すことがポイントですね。地声が高いので。あとは、女らしさを極力抑えた動きを意識してます」


---アドバイスはもらいました?
阪田「脚本と演出の松枝さんに『基本は映画だから、映画のイメージを大切にして』と言われました。もっと映画を見なくては…」


---日本にはまだ「舞台を見に行く」という土壌が整っていない気がします。そこで、舞台ならではの良さを教えていただければ。
本田「お客さんの空気感って、みなさんの想像以上にパワーがあるんですよ! リハーサルと同じ演技をしても、まったく違う舞台になることがあるぐらい。私たちは毎回、観客のエネルギーをその場で感じながら舞台に立っています。一体感を味わえるのは舞台だけ。映画やドラマは生で感じられませんから」

阪田「私は今回が3度目の舞台なんですけど、いつもお客さんのパワーには驚かされますね。客席から笑い声が聞こえると、自然にテンションが上がりますし。なにより、同じ時間を共有できるのが嬉しいです!」

本田「映画感覚で舞台を見に来る人が増えれば、と願ってます」


---舞台期間中は1日2回公演の日があります。体力を維持する方法は?
阪田「体力維持というより、私は風邪をひかないように気をつけてます。稽古の間は、ちょうどインフルエンザが流行る時期ですし。注射が大嫌いなのに、この間、予防接種を受けてきましたよ〜(苦笑)」

本田「舞台期間中は、太るぐらいに食べまくります! 3食ガッツリ、それプラスみたいな(笑)」

阪田「体調を崩すと、自分が辛いっていうより、周りに迷惑をかけるのが申し訳ないんですよね」



---台本はどのように覚えてますか?
阪田「カフェとか、雑音がある場所で覚えます。静かな部屋だと、頭に入ってこないんですよね(笑)」


---それは珍しいタイプですね(笑)。では、本田さんは?
本田「私は逆ですね。家で静かに過ごしつつ、です。中学の暗記テスト状態。その後、稽古場で繰り返してると勝手に台詞が入ってきます」


---本作に対する意気込みを。
本田「今までミュージカルの経験が多くて。芝居だけの舞台は2度目なんです。メロディーに頼れないぶん、“心の芝居”をしないと観客に通じないと思って稽古に励んでます」

阪田「演技はまだまだ勉強中ですけど、高い演技力を要求される内容なんです。映画を見た方を、いい意味で裏切れたら最高ですね」


---では最後にメッセージを!
阪田「少年を私たち女の子が演じることで、独特の雰囲気が出せていると思います。少年ならではの繊細さとか、心の微妙な揺れ動きとか。どの世代にも受け入れられる内容なので、ぜひ劇場に来てくださいね」

本田「この作品は、映画を見たファンが多いと聞きました。だからこそ、映画には負けられませんよね。『舞台だとこんなことが起きるのか!?』という仕上がりになってるので、楽しみにしていてください!」
INFORMATION
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アロッタファジャイナ第8回公演【1999.9年の夏休み】
アロッタファジャイナ第8回公演
【1999.9年の夏休み】

【STORY】
1999年の夏休み。帰省する少年たちに取り残されて美しき湖畔の「学院」に残ったのはカズヒコ、ナオト、ノリオの3人の少年。平穏で穏やかな夏休み。その静寂を破って登場した少年の名はカオル。カオルを愛してしまったカズヒコ。カオルに嫉妬するナオト。対立する少年たちに心を痛めるノリオ。みんなを翻弄し楽しんでいるカオル。その4人の前に新たな少年が現れる。少年の名はタクヤ。意識を失い倒れていたタクヤの手に握られていたメモには「本当のことに気付いてしまえば世界は終わる」という謎のメッセージが書かれていた。

【STAFF&CAST】
作・演出/松枝佳紀 スーパーバイザー/金子修介
出演/須藤温子・橋本愛実・阪田瑞穂・本田有花・安川結花・青木ナナ・井川千尋・ナカヤマミチコ・中村祐樹・野木太郎ほか

【TOPICS】
名作映画「1999年の夏休み」を「世紀末を越してもなお終末色を強める現代の神話」として改定し舞台化。1999年の夏休みの湖畔で永遠に生きる少年たちを、国民的美少女コンテストでグランプリを取るなどしている日本有数の美少女たちが演じる。公演は4月6日(金)から10日(火)まで吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22、TEL0422-22-0911)で。

PROFILE
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阪田瑞穂×本田有花
さかた・みずほ
86年3月29日生まれ 鳥取県出身 第8回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞。美少女クラブ31のリーダー。映画や舞台、テレビドラマにも出演、5月29日〜6月3日には時速246旗揚げ公演「ファニーバニー」(新宿スペース107)に出演する。

ほんだ・ゆか
1987年4月25日生まれ 埼玉県出身 第9回全日本国民的美少女コンテストで音楽部門賞受賞。ミュージカル「FAME」、舞台「関ジャニ∞ SUMMER SPECIAL 2006 もうひとつの“アナザー”」などに出演。


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