仕事情報誌ドカント

 今まで出演してきた映画の「10代の普通の女の子」とはうって変わって、最新出演作「轟轟戦隊ボウケンジャー」では謎の宇宙人を演じた星井七瀬。意外やプライベートで聴く音楽がパンクロックという彼女の本領発揮か!?

INTERVIEW/佐々木竜太 PHOTO/谷口達郎

---映画「轟轟戦隊ボウケンジャー」に謎の女性役ミューズで出演されていますが、どういった役どころなのでしょうか?
「もともとボウケンジャーというのは、古代の宝プレシャスを保護するチームなんです。物語は、お前にとってプレシャスは何だとか、私にとってのプレシャスは? みたいなことから始まっていくんです。そしてどんどん冒険をしていく。そこで私が演じている謎の女性ミューズが『プレシャスは私のところにあるから、私のところへ来てください』みたいなことを言って物語が進んでいくんです…」

---演技するにあたって気をつけたことは。
「すごく言葉が淡々としていたんですよ。だから感情というものを失くして、あまり感情を表に出さない女性にしたくて。そこをずっと考えていました。監督にも『ミューズは無
顔、無表情だからね』って言われましたし」

---自分との共通点は何かありますか?
「本当にまったくと言っていいほどないですね(笑)。あまり感情を出さないのが簡単であるようで難しかったですね。今まで普通の女の子の役が多かったので、どうしてもセリフを話す時に感情が出てしまいそうになるんですよ。『あなたたちを待っています』とい う簡単な言葉でも、それに対して感情が出て しまいそうになるんです。逆に途中で感情を むき出しにするシーンがあるんです。そこの ところのメリハリというのは大事にしました」



---監督とのやりとりにおいて印象に残った言葉や場面というのはありますか?
「ワイヤーで吊られて空中を回るシーンでは脇の下と腰のところ、4点で支えるんで少し 後ろに頭が下がるというか、落ちるんですよ。 そしたら監督が『それでずっと保て』って言 うんですね。足も一応繋がっているんですけ ど、そんな腹筋とかないんで倒れそうになる と、監督が『やっぱ無理かぁ…でも一周回っ てみようか!』って。私は『一周〜!!』みた いな(笑)。一回その前に練習で一周してた んですよ。その時は無理だねってことになっ たんだけど、『やっぱり、もう一回してみよ うか。できるかもしれない』って…この人イ ジワル…って。でもみんな言っていたんです。 監督はそういう監督だからって(笑)」

---映画だけのゲスト出演ということですが、 他のメンバーの方々とはコミュニケーション はうまく取れましたか。
「出演者のみんなとかスタッフの方とか、す ごく優しくしてくれて。私はゲスト出演なの で一人じゃないですか。だけどみんなはもう 何ヶ月もやっているわけだから、ある程度関 係ができあがってるんですよ。でもそこに自 然に入れてくれたんですね。そういうのはす ごく嬉しかったです」

---若い出演者が多かったのも、よかったのか もしれませんね。
「その中で末永遥ちゃんとすごく仲良くなっ て。初めてだったんですけど性格がすごく合 って。『何か似てる気がしてたんです』なん て言われて(笑)。同じ次女同士だったんで 話も合って。ズル賢いんですよ、お姉ちゃん にもなるし、妹にもなれる。3人姉妹の次女 なんですけど、どっちの意見もよく分かって。 親に対してとか、すごく頭が働いて」



---要領よく立ち回れるという感じなんですね。他に撮影で印象に残っていることは?
「こういうアクション撮影でよく使われている採掘場があって、そこに行ったんですけど、ボウケンジャーの5人がワイヤー1本で、山を登ってるんですよ。どんな冒険してるんだって」

---スタントマンじゃないんですか?
「いえ変身前のボウケンジャーなんです。なんで変身前なのに登ってるの? って思って(笑)。それが当たり前らしいんですよ。で、大変だぁと思っていたら、自分もワイヤーで吊られて、グルグル回ることになって…」

---今までは普通の女の子の役が多かったけれども、今回は体育会系だ(笑)。
「現場の雰囲気が熱いんですよ。何か熱気がすごくて。体育会系なんで(笑)。そういうのだったりとか、見たことない道具が出てくる。クルクル回るワイヤーとか、場面によって使い分けるらしいんです。私がクルッと回転するシーンがあって、2人の男の人が肩で支えてくれてるんですよ。棒だけでも重いのに。普通の映画だったら、ちょっと高いところから飛び降りるくらいなんですけど。もう、そういうところから違って」

---でもそれはすごくいい経験ですね。同じことばかりじゃなくまるっきり違うことをすると、吸収するものが、増えますね。
「そうですね。すごい勉強になりました。今までは普通の同い年ぐらいの女の子の役が多かったんですけれど、でも今回のミューズは、衣装も今までのと全然違うんです。カツラとか被ってるし(笑)。だから今まで見たことがなかった星井七瀬を見てほしいです。作り込まれた宇宙人の星井七瀬を(笑)」
INFORMATION
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「轟轟戦隊ボウケンジャー
THE MOVIE 最強のプレシャス」

ボウケンジャー、異次元へ!! 最強の者に与えられる宝<プレシャス>とは、一体…!?

STORY
 突如、街中に出現した巨大な岩山、そこに佇む謎の美少女ミューズ。「強き方よ、古代の素晴らしい宝を受け継いでください。私たちの文明の遺産…プレシャス」。休暇中だったボウケンジャーたちは、プレシャスを保護するため岩山へ。時を同じくして動き出すネガティブ・シンジケート。そして、もうひとり、伝説のUMAハンターでありボウケンレッド明石暁の父である虹一もまた岩山を目指していた…。

CAST
高橋光臣・齋藤ヤスカ・三上真史・中村知世・末永遥・出合正幸・星井七瀬・倉田保昭

STAFF
監督/諸田敏 製作/劇場版「カブト・ボウケンジャー」製作委員会 配給/東映
8月5日からロードショー公開
同時上映「劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE」

(C)2006 テレビ朝日・東映AG・東映

PROFILE
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星井七瀬(ほしい・ななせ)
1988年11月14日 栃木県生まれ 趣味/音楽・映画鑑賞 特技/スポーツ全般・絵を描くこと

 サントリー「なっちゃん」の3代目CMキャラクターとして抜擢され、一躍注目を集める。愛くるしい瞳と健康的な笑顔でテレビドラマやバラエティー番組など多方面で活躍。CDもリリースし、アイドル、女優業だけではなくシンガーとしても実力を発揮している。シングル「ナナナビゲーション」が好評発売中。映画は「フライ,ダディ,フライ」でデビュー。今年は2月「シムソンズ」5月「水霊(ミズチ)」そして本作と映画出演が続く。7月28日には「シムソンズ」のDVDが発売となる。

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