【男が働く夜の仕事】ナイトワークの待遇を徹底解説!

男が働く夜の仕事 ナイトワークの【待遇面】

ナイトワークとは、水商売や性風俗業を含んだ仕事の総称ですが、一般的にはキャバクラや高級クラブなどの接待をともなう飲食店を思い浮かべる方が多いでしょう。
本稿では、夜に働く男の仕事として、主にキャバクラなどの水商売での男性スタッフの待遇面にスポットを当て解説します。

とかく、キャバクラ嬢など女性を中心に語られることの多いナイトワークですが、男性スタッフの待遇はどのようになっているのでしょうか?


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■ナイトワークの【収入】キャバクラ男性スタッフ

やはり気になるのは、ナイトワークに従事する男性スタッフの収入面です。
夜の仕事の代表格、キャバクラに勤務する男性のお給料はどのくらいなのでしょう。

■アルバイトの場合
時給1,200円~1,500円
日給1万円~1万5,000円
■正社員の場合
月給25万円~30万円
こちらが新人スタッフの平均的な収入です。

「月収300万円を稼ぐキャバ嬢」などとマスコミが持てはやすように、ナイトワークでは女性が高収入を得ていますが、男性でも一般的な昼間の仕事に比べると高収入な給与設定になっています。
また、3ヵ月目で給料がアップしたり、頑張ればすぐにスピード昇給が可能な点もナイトワークの魅力です。

そして、給料の日払い制度を設けているお店もたくさんあります。
その日のギャラはその日のうちに……これもナイトワークならではのメリットです。

さらに、キャバクラでは給料だけではなく、さまざまな報酬を支給しています。
皆勤手当…欠勤せずに勤務した場合に支給される。
家族手当…配偶者や子供をもつ社員に支給される。
家賃手当…住宅費用を補助する。

他にも、ナイトワークで独特な手当としては、スーツ代手当があります。
キャバクラで働く男性スタッフの制服はスーツが基本になるので、このような制度が用意されています。
なかには、クリーニング代を支給してくれるお店もあります。
食事手当まかないを提供しているお店もあります。


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■社会的信頼が高く安定したナイトワーク業界

ナイトワークは、収入が不安定だとか、社会的信用が低いなどのマイナスイメージを抱いている方も多いでしょう。

ところが、キャバクラや高級クラブのなかには、20年以上も無借金で健全経営しているお店がたくさんあります。
一般的な中小零細企業よりも安定していたり、社会的信用の高いお店も多いです。

複数のお店を経営しているグループ店ですと、一般企業と同様に社会保険や厚生年金、雇用保険、労災保険が完備しています。

最近では勤務時間や休日も見直され、勤務時間も8時間で残業なし有給休暇も取得できる。このようなお店も増えています。

もちろん自動車などのローンも組めますし、マンションも購入できます
なかには、パソコン関連やビジネス関連の資格取得のために、スタッフへ補助金を支給しているお店もあります。

■キャバクラの男性スタッフ【求人内容】をチェック

ドカントに掲載中のキャバクラ店(横浜で複数店を運営)の求人内容を見てみましょう。

終電までの勤務も可能(アルバイト)
・正社員は社会保険に加入
・支度金として10万円を支給
ボーナス年4回支給
ワンルームマンション寮完備
※テレビ、布団、カーテン、冷蔵庫、洗濯機など生活必需品は完備している。
まかない(無料の食事)あり
スーツ代支給、レンタルスーツあり
・年1回慰安旅行あり(希望者のみ)
・全国各種リゾート施設スポーツジムの割引利用が可能

どうでしょうか……
一般企業と同等、いやそれ以上のホワイトな環境です。

質の高いお店作りには、質の高い男性スタッフが不可欠です。
最近ではこのお店のように、優秀な男性スタッフを集めるために高待遇を提示するお店が急増しています。

■キャバクラの男性スタッフ【職種】

キャバクラなどのナイトワークでは、男性スタッフを募集している職種が多岐にわたります。
実際には複数の職種を兼任し、お店によって職種の定義が異なる場合もあります。
応募の際はお店に確認をしましょう。

【店長・幹部候補】
お店の責任者として、運営から経営に関する業務全般を担います。
イベント立案や営業計画、男女スタッフのマネジメント、店内オペレーションなど広い視野を持ってお店全体を管理します。
【店舗スタッフ】
ボーイや黒服などと呼ばれ、清掃や接客などお店の営業に関わる業務全般に関わります。
フロント、ウェイター、キッチン、バーテンダー、送迎など、いくつかの業務を兼任する場合がほとんどです。
【ホールスタッフ】
店内ホールでの立ち回りが中心の仕事です。
見習いの頃は、清掃やテーブルセッティング、簡単な接客などから始めます。徐々に店内オペレーションやキャストのマネジメントも任されます。
【エスコートスタッフ】
お客様をテーブル席へ案内したり、コートや荷物を預かるクローク係を担当します。
ホールスタッフやウェイター、受付スタッフとの兼任があります。
【受付スタッフ】
お客様をお迎えし、ホールと連携をとってスムーズに店内へ案内する仕事です。
受付スタッフの印象がお店全体の印象につながるため、お店の顔としての意識が必要です。
また、お客様のお気に入りのキャストや好みのタイプを把握するのも大切です。
【キャッシャー】
お店の売上計算や伝票管理などお金の管理を任されます。
会計係としてお客様と接したり、クローク係を兼ねることもあります。
【キッチンスタッフ・バーテンダー】
お客様やキャストのオーダーに応じてフードやドリンクを作る仕事です。
調理は電子レンジを使った簡易的なものがメインです。ホールスタッフやウェイターとの兼任もあります。
【送迎ドライバー】
キャストをお店から家まで送り届ける仕事です。
業務時間帯がほとんど深夜なので、何よりも安全第一を心がけないといけません。
専任のドライバーをアルバイト雇用するお店がほとんどですが、店舗スタッフが兼任する場合おあります。

■ナイトワークは他にも!ただしイケメンに限る?

男性が働くナイトワークはキャバクラだけではありません。
最近TVやメディアなどで露出が多くなっている、夜の花形業界ホストクラブもその一つです。

ホストクラブで働くためには、「イケメンじゃなきゃ無理でしょ?」とか「お酒が苦手だからNGでしょ?」なんて思っている方も多いでしょう。

ところが意外にも、有名なホストの方にお聞きすると皆さん一様に……
「大切なのは見た目じゃない」と言います。

イケメンだから簡単に稼げる世界ではなく、フツメン(普通な見た目)ホストでもお客様に満足してもらうために努力する姿勢が大切で、細やかな気配りができるホストが稼げています。

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■夜の花形業界!ホストの待遇とは?

ホストは、女性客にお酒を作ったりおしゃべりをしながら接客する仕事です。

ホストの給料は基本的に完全歩合制
新人ホストは先輩ホストのヘルプなど下積みから入るので、収入は日給5千円~8千円の最低保障給になります。

しかし指名を獲得して人気ホストになると、売上に対して30%~40%の高額な歩合給が支給されるので、月収100万円を超える高収入も夢ではありません。

売上以外にもホストクラブにはさまざまな報酬があります。
指名本数新規客数皆勤手当新人賞など、キャバクラで働くキャストと同様に報奨金の意味合いがあります。

■その他ホストクラブ独特の待遇
レンタルスーツあり
※ホストはビジネススーツでは務まりません。新人ホストには“映える”スーツを無料で貸し出します。
寮完備…お店の近くの3LDKほどのマンションに他のホストと共同住まいが基本。
まかない(無料の食事)あり
提携ヘアサロンあり…格安でヘアセットが可能。
撮影スタジオあり…格安で写真撮影ができます。
ホスト紹介料…店にホストを紹介した場合に手当が支給されます。

また、見た目も重要なホスト業界では、ホストが整形手術する際に整形手当を支給しているお店もあります。

■アルバイト感覚でホストデビュー!

最近では、ホストクラブも多様化しています。
メンキャバサパーメンズバーなどのカジュアル系ホストクラブも増えています。

派手なスーツでウン百万円のシャンパンタワー!
などのホストクラブばかりではなく、デニムにTシャツ姿で接客するライト感覚のお店も増えています。

もちろん、学生がアルバイトで働くことも可能ですので、カジュアルに夜の世界にデビューする人も急増中です。
また、1日体験入店ができるお店がほとんどですので、そこでホスト業界を少し覗いてみるのもよいかも知れません。


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■求められる人材とは?面接でのポイント

編集部ではナイトワークの採用担当者にお話しを聞く機会が多々あります。
担当者の皆さんは異口同音、必ずこう言われます。

「年齢や学歴、職歴などは二の次です。とにかくまじめに長く働いてくれる人を求めてます」

ナイトワークの面接では、「まじめさ」と「真剣さ」をアピールしてください。
そのためには、言葉づかいに気をつけて、身だしなみに注意を払いましょう。

採用担当者は短い面接時間で、この二つ(言葉づかいと身だしなみ)をチェックしているといっても過言ではありません。

「丁寧な話し方ができる人は、お店のキャストやスタッフ、お客様と円滑なコミュニケーションが取れるので仕事の評価も得やすくなります」(採用担当者)

ナイトワークの世界では、10代から50代まで幅広い年齢層の男女のスタッフが働いています。
それも年功序列ではなく実力主義の世界ですので、年下の後輩と思ってたら上司だったなんてケースはたくさんあります。
どのような場面でも周囲に注意を払い、きちんとした言葉づかいができることが最低条件です。

また、身だしなみといっても高い洋服を着る意味ではありません。
清潔感に配慮した身だしなみで面接に挑んでください。
ジャケットがしわだらけ、シャツの首もとが汚れで黒ずんでいる、髪の毛がボサボザ、これでは好印象は持たれません……

また、「無職期間が長いので履歴書を書くのが難しい」と思っている方も多いでしょう。
しかし、ナイトワーク業界は経歴なんて気にしなくても大丈夫です。
ニートだった、リストラされた、ブラック企業から離職した……
実はそんな方々がナイトワーク業界ではたくさん活躍しています。

「履歴書は住所と名前、連絡先が事実ならOKです」(採用担当者)

■いざナイトワークの世界へ!求人を探そう

ナイトワークのお店探し……
そうはいってもなんとなく怖いイメージがあったりします……

最近ではぼったくりキャバクラが摘発されるニュースも良く目にしますし、万が一そんなお店に面接に行ってしまったら……なんて考えると身が引けてしまいます。

一握りの悪質店のためにナイトワーク全体が怪しい業界と思われがちですが、ドカントでは掲載する店舗へスタッフが直接訪問し、お店のシステムや許可証のチェックを制度化して、悪質店を徹底的に排除しています。