風俗店・男性スタッフの労働時間や休日。実働8時間で週休2日!?

風俗店・男性スタッフの勤務体系(労働時間・休日)について 男性高収入求人ドカント

■男の夜職=ナイトワーク専門のQ&Aサイト。

男性向け高収入求人サイト「ドカント」編集部では、「男の“夜職”相談室」という窓口をオープンして、キャバクラやガールズバー、風俗店やホスト業界などの「夜職=ナイトワーク」についての質問や相談を受け付けて来た。※現在は受付を終了しています。

さまざまな境遇におかれている男性たちから日々届く、夜の業界に対する質問相談を、このコーナーでドカンター(読者)の皆様と共有していきたい。求人活動の参考になれば幸いである。

夜職の質問や相談に答えるスタッフ、相談員はこの2名……

ドカント編集部:水谷(30歳男性・東京都出身)
フリーライター:サンチェ松嶋(48歳男性・広島県出身)

編集部員水谷は夜職経験もなく、風俗やキャバクラなどの業界知識は乏しいが、サンチェ松嶋は裏社会歓楽街などの怪しい(?)業界に精通した本企画ではとても頼りになる相談員である。
ちなみにサンチェの肩書きは「ライター」となっているが、彼の書いた文章を読んだ者はいまだにいない……

それでは、男性たちから届いた夜職(ナイトワーク)への質問や相談に対して、業界素人の水谷と業界のセミプロ、サンチェの会話形式で答えていこう。

男の夜職=ナイトワーク専門のQ&Aサイト。 男性高収入求人ドカント

■【ご質問】勤務時間8時間で週休2日の風俗店はあるのか?

【タイトル】
勤務(実働)時間8時間、週休2日で働ける風俗店の仕事ってありますか?
お名前:さとし様
年 齢:28歳
住 所:東京都
【内容】
最近まで製造業の会社で働いてましたが、給料が安くサービス残業が多いのに嫌気が差して退職しました。
現在就職活動中ですが、風俗店の男性スタッフの求人を見て、「初任給28万円」「月給30万円スタート」など、高収入な給料に目を奪われました。しかし風俗店の求人情報を見ると、勤務時間が「1日12時間」と長く、休日も「週休1日」と少ないことがわかりました。

また、インターネットの掲示板や質問サイトを覗いてみると、風俗店では求人情報に記された勤務時間に加えてサービス残業が課される場合も多く、1日16~18時間労働で、休みが月に2、3日、みたいな書き込みもあり、すっかり尻込みしています。

高収入は魅力的なんですが、自分のための時間も大切にしたいと思っています。
風俗店でも、勤務(実働)時間が8時間で、週休2日制の勤務体系で働けるお店はありますか?

サンチェ「これは“ワーク・ライフ・バランス”重視の若者からの相談だな」
水谷「ワーク・ライフ?何ですかそれ?」

「そんなことも知らんのか?“ワーク・ライフ・バランス”とは“仕事と生活の調和”のこと。要するに、仕事が生活を犠牲にしてはならないという考え方。我が国では、長時間労働の是正とともに語られてるな」
「ほえー」

「ほら、政府が最近よく働き方改革とか言っとるじゃろ」
「ああ、働き方改革、それぐらいは……」

「最近の若者は、出世欲がないといわれてるからな。その理由もまた、ワーク・ライフ・バランスらしいんじゃ。それに出世して責任が増えるのも嫌がる。時代も変わるもんじゃのう」
「そうですね、僕も出世欲なんてこれっぽっちもないです!知らない間にワーク・ライフ・バランスを実践してたんだ……」

「君の場合は“仕事と生活の調和”というより、休みは競馬ばかりして、ただ楽をして生きたいだけじゃろ?」

■風俗店の男性スタッフはホントに高収入?

「図星。閑話休題!今回の相談の大前提である“風俗店の男性スタッフは高収入”ってのは間違いないですよね?ドカントの求人を見ると、月給28万円とか月給30万円と書いてあるお店が多いですけど……」

間違いない。風俗店のスタッフの初任給はそれぐらい。なかでも東京を始めとする大都市圏はもともと給料が高めだし、今は業界全体が深刻な人手不足状態だから、店側は給料を上げてもよい人材を確保しようとしてる」
「風俗業界は人手不足なんですか?」

「風俗業界には、そこかしこに一獲千金のチャンスが転がってるんだがな……一昔前はチャンスをつかもうとハングリー精神にあふれた活きのよい若者が飛び込んで来たもんだが、最近はすっかり大人しい子が増えてしまって、募集をかけてもなかなか集まらないんだ」

風俗店の男性スタッフはホントに高収入? 男性高収入求人ドカント

■幹部候補は月給50万円以上!店長は年収1千万円!?

「言われてみると、自分の周りにもガツガツした奴っていないかも。風俗業界には今でも一獲千金のチャンスがあるんですか?」

「風俗業界ってのは男性スタッフの入れ替わりが早いんじゃ。早ければ入店して3ヵ月で“主任”の役職が付いて給料が3万円アップする。その後“幹部候補”になれば、基本給50万円売上歩合が加算される。そして“店長”になれば、歩合率も高くなるから月収100万円超えたりする。年収1千万円も現実的じゃ」
「ほえー年収1千万!でも経験がないと無理でしょう」

「年齢や学歴、職歴も一切不問。業界素人でもこれだけ高収入を稼げる仕事はない。もちろん店長まで成り上がるには相応に頑張らなきゃならんし、スタッフをまとめる統率力人望も必要だが……」

■労働時間8時間、週休2日の風俗ワークはホントにある?

「相談者が希望してる、8時間労働で週休2日の条件で働ける風俗店はあるんですか?」
「水谷君、ちょっと見てくれ……」

サンチェは水谷のデスクのパソコンを操作し、ある風俗店の求人情報を表示させた。

【都内・某デリヘルグループの男性スタッフ求人情報】
<職種>
正社員:店舗スタッフ
<給料>
月給28万円~
<勤務時間>
9時~翌9時の間で3交代制(1日実働8時間)
<休日>
完全週休2日制

「あるじゃないですか、8時間労働で週休2日!」

「風俗業界でも最近は勤務条件を緩和した求人が増えてきてる」
「それって働く側にはよいことだけど、お店側は負担が増えるんじゃないですか?スタッフの労働時間が減るのに給料は減らないのだったら……」

「そうなんだが、風俗業界の人手不足は深刻じゃからな。女性キャストがたくさん出勤しても男性スタッフがいなければ店は回らん。店にとっては負担が増しても男性スタッフが定着してくれたら……長い目で見ればプラスになるんじゃ」
「ちなみにドカントで“風俗の求人”“週休2日”を掛け合わせて検索してみたら……55件も見つかりましたよ!

勤務時間8時間、週休2日の風俗ワークはホントにある? 男性高収入求人ドカント

■“ブラック”な風俗店ってあるの!?

「相談者が質問サイトで見つけたような、サービス残業を課されて長時間労働、みたいな“ブラック”な風俗店もあるんですか?」

「ブラック待遇の店もあるが……今時そんな経営をしていたら男性スタッフもすぐ逃げ出すから、少なくなってきてるわ」
ブラック風俗店を見分ける方法ってあるんですか?」

「面接で勤務時間休日残業の有無などの条件面をしっかり確認することじゃ!それで入社して労働条件が違っていたら、そんな店はすぐに辞めるべし!
「また乱暴な……」

「いやいや、きちんと経営してる店のほうがずっと多いんじゃから迷わず次の店に行くべし!」

■社会保険完備の風俗店もあり!

「さきほどの都内デリヘルグループですけど、待遇面も充実してますね」

<待遇>
・交通費全額支給
・日払い制度あり
・社会保険(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険)完備
・ワンルームマンション寮完備(即入居が可能)
・インセンティブ制度あり
・各種手当あり(住宅手当・家族手当)
・独立支援制度あり

「まあ、今はこれぐらい普通だわ」
「そうなんですか?風俗店でも社会保険に加入できるんですね」

「そうそう、大手を中心に社会保険完備の店も増えとるね」
「しかし、こうなるとブラックどころか“ホワイト企業”ですね」

「店側は男性スタッフに長く働いてもらいたいんじゃ。風俗業界って何かとブラックで、いわくつきの業界だと思われているから、それを払拭するためにもクリーンな労働環境を作らないといけないんじゃ」
インセンティブ制度って何ですか?」

「店の売上目標が達成されたときに貰えるボーナスのこと。この店は、月間の売上目標が達成されたら3万円支給しとる」
「目標達成で月給28万円と合わせて合計31万円か……チャレンジしてみようかな」

「いやいや、君は編集部の仕事があるじゃろ」

■ご相談に対する回答

【 タイトル】
勤務時間8時間、週休2日で働ける風俗店の仕事ってありますか?
お名前:さとし様
年 齢:28歳
住 所:東京都
【回答】
このたびご質問を頂きました件、さとし様がご指摘のとおり、男性スタッフの募集条件で、勤務時間12時間・週休1日などの風俗店がまだまだ多いのも事実ですが、近年では、勤務時間(実働)8時間・週休2日制で勤務可能な風俗店も増えてきています。

また、残業による長時間労働、サービス残業の強要に対する懸念についてですが、残念ながらいまだ“ブラック”な待遇のお店が一部存在していることも事実です。

そのような店舗での勤務を未然に防ぐために、面接では勤務時間休日残業の有無などの条件面をしっかり確認するようにしてください。

不幸にも“ブラック風俗店”に入社してしまった場合は、すぐに辞めてください
今では“ブラック店”は少なくなっているので、すぐにご希望の職場が見つかるはずです。

近年の風俗業界では、勤務時間や休日以外でも、社会保険完備、インセンティブ・各種手当の支給など、待遇面が格段に向上しています。

その理由は、「ワーク・ライフ・バランス」(仕事と生活の調和)に重きを置く人が増えており、政府も「働き方改革」でその動きをあと押ししているからです。

さとし様がご自身のワーク・ライフ・バランスに合った、理想の就職先に出会われることを願っております。また何かご質問やご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。

男の夜職相談室・運営より