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シネマスタイル:江口のりこインタビュー
江口のりこ PROFILE
1980年4月28日生
兵庫県出身

 99年東京乾電池研究生に合格、00年入団。02年三池崇史監督「桃源郷の人々」で映画デビュー。

その後「ジョゼと虎と魚たち」「ドラッグストア・ガール」「着信アリ」「69」など話題作に次々とに出演。さらに「スウィング・ガールズ」の公開を控える。

また、CMやPV、ドラマ、舞台などでも活躍中。
【ラブコレクション 月とチェリー】
【STORY】

官能小説サークルで出会った真山に童貞を奪われ、女のイロハを教えられた、さえない男・田所。さらにSMや青姦など強烈な性体験を強いられるうち、自由奔放で個性的な真山にひかれ始めるが、真山は小説の題材に田所を選んだだけだった…。
【CAST】
監督・脚本/タナダユキ
出演/江口のりこ、永岡佑、平田弥里、柄本明、他
【INFO】
11月、渋谷シネ・ラ・セットにてロードショー
劇団・東京乾電池の中でも新進気鋭と評判が高い江口のりこさんに、主演作「ラブコレクション 月とチェリー」について伺ってみた。かなり激しいベッドシーンが噂されるが…。
江口のりこ セックスシーンの方が演りやすかった!?

◆タナダユキ監督から、主役は江口さんに演じて欲しいとラブコールがあったそうですが、お二人の出会いを聞かせてください。
「監督は事務所にちょくちょく遊びに来てたんですが、話したことはなかったんです。私がちょっとした仕事を手伝ってるうちに、顔を覚えてくれたみたいですね」

◆演じるにあたって監督からアドバイスは。

「女の子らしくしゃべるようにって(笑)。もっとゆっくり、しおらしく話せるように頑張ってと。私、本当に女の子らしいしゃべり方とかできないんですよ(笑)」

◆現場でもサバサバした感じで。
「相手役の永岡くんがぜんぜんしゃべってくれなくて、両方とも関西出身だから関西弁で話かけたんですが、ふつーに標準語で返されちゃって(笑)。仲良くなったのはしばらくたってからなんですよ」

◆セックスのシーンの後ですよね。
「絡みの場面は初日からだったんです。撮影中はみなさん個々の仕事に集中してるからいいんだけど、リハーサルではジーッと見られてたんで、恥ずかしかったですね」

◆エッチな場面が多いですが、台本を読んだときに戸惑いがあったのではないかと。

「『ジョゼと虎と魚たち』では主人公のセックスフレンドの役だったし、またか、って思ったくらいですね。それよりも内容の面白さにひかれました」

◆前作に比べて今回はどうでしたか。
「前は腰を振るだけでよかったんですけど、今回はくどいたり、上手にキスをしなければいけなかったので、難しかった。テンションとかノリだけでできるから、ベッドシーンのほうがやりやすいですね」

◆逆に難しかったところはありましたか。
「ヘルス嬢とのセックスを覗き見するシーンがあるんですけど、激しい場面だったので、何回もテストを繰り返しました」

◆苦労したことは何でしょう。
「前バリを取るときすごい痛いし、粘着力が強いのでかぶれて辛かった。控え室がみんな同じだったので、永岡くんやスタッフの前でバリバリ剥がしてましたよ(笑)」

◆竹を割ったような性格の中に、色気のある女の子が役どころですが、キャラクター作りで研究したことはありましたか?
「友達でモテる子がいてよく遊んでました。コーヒーも飲み方や仕草とか、自分との違いは何か探ってみたり。でもサッパリしたところは地だったので、もし演技でやってると思われたらラッキーです(笑)」

上京したときの財布の中身は2万円だけ

◆役者を目指したきっかけは何でしょう?
「昔から映画がすごく好きだったんです。劇団に入れば出演できるだろうと思い、東京乾電池に応募したら受かってしまって。上京したてのときはお金が2万円しかなくて、すぐ住み込みの新聞配達の仕事をしました。その頃は役者という本当にやりたいことができた充実感があって、幸せでした。何が起きてももイイやって気分でしたね」

◆劇団の試験は高倍率だったと思いますが。
「オーディションに行ったとき、ここにお世話になるなと感じたんです。審査員の方たちものすごく面倒くさそうにしてて、適当で(笑)。あーここいいなぁって」

◆乾電池を選んだ理由は。
「岩松了さんという劇団出身の脚本家がすごく面白くて、私と感覚が同じだったんです。ここならやっていけるだろうと。でも、私が入団した時、岩松さんはもう、乾電池をやめていました」

◆居心地がよかったし、芝居をすることが自然にできるということですか。
「そうですね。私は演技をするのが特別なことだと思ってないんですよ」

◆本作に『文字を並べて男性を興奮させるのが人生のテーマだ』というセリフがありますが、江口さんの人生のテーマは?
「自分を大事にすることですね。やりたいことをやる。それだけでいいですよ」

◆これから演じてみたい役はありますか。
「しおらしい女性とか、苦手なものをやってみたい。どうしたら上手く演じるかを考えるのって辛いけど、楽しいんですよ」

◆最後に読者にメッセージをお願いします。
「とにかく見てもらえるだけでうれしいので、劇場に足を運んでみてください」
江口のりこ
江口のりこ


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