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三元雅芸 三元雅芸
08年に銀幕デビュー後は、『AVN/エイリアンVSニンジャ』『忍邪』などの作品に出演し、アクション俳優としてのキャリアを積む“遅咲きの逸材”三元雅芸さんが初の銃撃戦に体当たりした映画『ナイトピープル』が1月26日からロードショー。佐藤江梨子さんとW主演を務める北村一輝さんとのマル秘エピソードや、隠していた過去も赤裸々に語ってくれました!チャレンジ精神を忘れずに人生を突き進む姿、見習いたいものです!!

撮影◎おおえき寿一 取材・文◎内埜さくら

◆今日は劇中で演じたヤクザ葛西役とは正反対の穏やかな顔をしていますね。
「よく言われるんですよねぇ。今回のような役が多いから怖いイメージを持たれますけど、普段はホントおとなしいんですよ(笑)でも、ギャップがあるってうれしいです。役作りは、プレッシャーがきつかったんで」

◆そうなんですか?
「だってプロデューサーから、イメージは『ブラック・レイン』の松田優作さんで、と言われたんですよ! あんなすごい国際俳優のマネをしろっていうほうがどうかと(笑)赤い炎じゃなく、青い炎のイメージでとも言われましたね…。あと、これは僕の勝手な思いの強さのせいなんですけど、共演した北村一輝さんに対してもプレッシャーを感じていたんですよね」

◆それは、好きな俳優だから?
「というのは、もちろんあります。北村さんが出ている作品をすべて観ているほど尊敬して憧れていたんです。で、今回僕が演じた役って、何年か前なら北村さんが演じていてもいいはずの役じゃないですか。だからそのプレッシャーがあったんですよ」

◆それに関して北村さんからは何かアドバイスなどは。
「具体的にどうこうっていうのはなかったんですけど、葛西ってほかの登場人物とは距離を置いた役なんですね。そういう役を演じる時って、カメラが回っていなくても僕は共演者の方々とは仲良くしないようにしているんです。で、そのまま撮影期間が過ぎて、ラストカットが僕だったんですけど、北村さん、ご自分の出番が終わっているのに私服に着替えて撮影を観に来てくれて。本番が終わって僕、役柄的に近づくわけにいかなかったと伝えたんです。そうしたら北村さん、『知ってた』と。感動ですよ、感動! それでグッと仲良くなってその夜、北村さんを含めて飲みに行きました」

◆その場ではどんな話を。
「北村さんが出ている作品について熱く語ったら、『俺に抱かれたいのか?』と言われました(笑)いや、お互いそっちの気はないんですよ」


◆完成作を観た感想も教えて下さい。
「葛西が信じてたボスに裏切られるシーンがあるんですけど、男同士って基本、ハートで繋がっているからこそ、女性に裏切られるより、失恋するより辛いなと観てて感じました。北村さん、佐藤江梨子さん、杉本哲太さん、3人の心理戦は結末を知っている僕でさえドキドキしましたね。重い内容ですけどポップに描かれていて、痛快なエンディングも見どころです。僕が出ている銃撃やアクションシーンも迫力ありますよ!」

◆どんな人に観てもらいたいですか?
「できれば、親父に観てもらいたかったんですよね」

◆一昨年亡くなられた…。
「そう、すごく怖い親父で僕、小中学校と空手を習ってたんですけど、親父に怒られるのが怖くて負けたくなかったんですよ。そう考えると今の僕があるのは親父のお陰なんです。結局、最後まで勝てないままでしたけど」

◆では、こうして活躍していることを喜んでいるのでは。
「だとうれしいですね。実は僕、大阪の信用金庫に勤めた後に役者を目指したんで、転職しているんですよ。だから余計、好きなことをしている今の姿を見てもらいたかったっていうのがあって。やっと好きな仕事に就けたんで、これからもドスやアクションを通して殺るか殺られるかっていう、マックスの感情と向き合っていきたいですね」
INFORMATION
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映画『ナイトピープル』
映画『ナイトピープル』

INFO&STORY
ワインバーのマスター木村信治(北村一輝)は、かつての恋人に似た杉野萌子(佐藤江梨子)を雇う。信治は萌子に次第にひかれていくが、曾根(杉本哲太)と名乗る刑事が店を訪れ、萌子は2億円を強奪した前科者で、その2億円は未だ発見されていないという。困惑するも、「曾根に酷い目に遭わされている」という萌子の言葉を信じ、曾根の追跡から萌子を守ろうとするが…。実力派俳優たちが壮絶な騙し合いと前代未聞の銃撃戦を繰り広げるクライムサスペンス。

CAST&STAFF
出演/佐藤江梨子・北村一輝・若村麻由美・三元雅芸・杉本哲太ら
監督/門井肇 原作/逢坂剛「都会の野獣」(文春文庫刊「情状鑑定人」所収) 脚本/港岳彦 配給/太秦

http://www.u-picc.com/nightpeople/

1月26日からシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開

(C)「ナイトピープル」製作委員会

PROFILE
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三元雅芸

三元雅芸(みもと・まさのり)
1977年5月3日生まれ 大阪府出身
08年に「四畳半革命 白夜に死す」で映画デビュー。「誘拐ラプソディー」「忍邪」「ガチンコ!疾走上等」など映画を中心にアクション俳優としてのキャリアを積み、主演を務めた「AVN/エイリアンVSニンジャ」は世界各国で上映されて高い評価を受けた。ほかに「SP〜野望篇・革命篇」「女忍 KUNOICHI」「EDO OF THE DEAD」「さすらいのエイリアン〜私立探偵ロビン〜」などに出演。ゲーム「龍が如く」のモーションキャプチャーを務めていることでも知られる。

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