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伊藤高史 伊藤高史

「僕が演じるのは初演、再演で宅間さんが演じた役。プレッシャーが大きいです。宅間さんには『前日からの稽古参加でも出られるから、俺』と言われてます(笑)」

「進ぬ!電波少年」出演で話題を呼び、役者として活動中の伊藤高史さんが、東京セレソンデラックスに正式加入。3月に行われる公演「WHAT A WONDERFUL LIFE! ver.2010」に出演する。舞台への意気込みをたっぷりと語ってもらいました!

撮影◎大駅寿一 取材・文◎内埜さくら


---舞台「WHAT A WONDERFUL LIFE!」に伊藤さんは出演されますよね。本作は再々公演となりますが、前2作は観ましたか。
「残念ながら生では観ていないんですけど、DVDを観ました。宅間(孝行)さん主宰の東京セレソンデラックスらしい感動できる内容で、DVDと台本、両方で泣いてしまいました」


---伊藤さんが演じる役柄は。
「これ、僕が言うとネタバレになってしまうので、詳細は劇場で確認して頂ければと。僕が演じるのは銀行員の岩城という男。前2作で、宅間さんが演じた役なので、プレッシャーが大きいです。宅間さんには『前日からの稽古参加でも出られるから、俺』と言われてますし(笑)」


---岩城はどんな人間ですか?
「他人の言うことを素直に聞き過ぎて、人生を翻弄されてしまう男です。僕も子どもの頃から人の言うことをすぐ信じてしまう性格で、似ていますね。昔はお笑い芸人を目指していたんですよ。でも、当時つき合っていた彼女に『笑われ高史はイヤ!』と言われて役者志望に変更したほど、人の意見に影響されやすいんで(笑)」


---役作りはどうしていますか。
「自分が演じる職業を取材するのはもちろん、役に自分を近づける作業と役を自分に近づける作業を同時にしています。衣装も自前なので役のことを考える時間が多くて助かっています」



---舞台の見どころは。
「27人ものキャストが一斉に舞台へ上がって演じる様は、相当迫力があると思います。しかもセレソンの舞台内容は、分かりやすさがピカイチ。何も考えずに笑って泣けること確実です。あと、僕が劇団活動をするのは5年ぶりなので、実際に舞台を観て成長ぶりを判断して頂けたらうれしいですね」


---セレソンの稽古は厳しい?
「厳しさだけの点でいうなら、ぶっちゃけあまり厳しくて辛いということはないですね。僕が所属しているプロダクションは、上下関係に厳しいので、それには慣れているからかも知れませんね」


---伊藤さんは今年から、東京セレソンデラックスの正式メンバーに加入したんですよね。
「最初に夏の風鈴3部作『夕』を観て、魂をぶちぬかれて入団を決意しました。本来、劇団に入るのは所属事務所が決まっていない若手。僕は事務所に所属しているし若手でもないんですけど(笑)、違うパターンの俳優活動もアリかな、と思って」



---宅間さんの作風に魅せられたということですね。
「僕が尊敬しているのは宅間さんの芝居と演出力。“俳優・宅間孝行”なんです。弟子入りして宅間さんが身近になったぶん、盗みたいと思っています」


---では伊藤さんの今度の夢は。
「宅間さんのように、役者以外の才能を開花させるのが夢です。ゆくゆくは自分でも劇団を作ってみたいんですよね。そのためには実力を磨くことは当然として、蓄えも必要かも知れませんけど」


---劇団を立ち上げるのは一大事業ですよね。そのために今できることはしていますか?
「今はケータイ小説『結晶』を執筆中です。老人ホームに住む盲目のカメラマンが主役。そこに偶然、彼の初恋の人が入所してくるんですけど、痴呆症が始まったカメラマンが彼女に気づくことができるかどうかという話です。いつか映像化したいですね。セレソンとしては7月に本公演があるのでぜひこちらも観に来てほしいです。宅間さんが今、必死になって本を書いていますよ(笑)!」

INFORMATION
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舞台「WHAT A WONDERFUL LIFE!ver.2010」
舞台「WHAT A WONDERFUL LIFE!ver.2010」
STORY&INFO
02年に初演し大好評を博した「WHAT A WONDERFUL LIFE!」。多くの再演の声に応えて、今回は劇団員に加え常連メンバー、そしてオーディションを勝ち抜いた猛者で送る東京セレソンデラックス10周年記念イヤースペシャル第1弾「WHAT A WONDERFUL LIFE!ver.2010」として公演が決定。“時間がない”をテーマにした4つの作品からなるオムニバスストーリー。笑いどころ満載のタイムサスペンス、4本の話を通して浮かび上がってくるものとは…? シリアスあり、歌ありで「素晴らしきかな、人生!!」を体感できる作品だ

CAST&STAFF
出演/伊藤高史・永田恵悟・須加尾由二・篠原あさみ・笹嶋和人・大見 遙・万田祐介・猿田モンキー・牟田圭吾・加藤妙子・水谷かおり・小谷早弥花・池田沙耶香ほか
作・監修/宅間孝行 演出/小野 了。
3月2日(火)から7日(日)まで東京・シアターサンモールで
http://www.ts-dx.com/
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PROFILE
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伊藤高史 (いとう・たかし)
伊藤高史

76年11月21日生まれ 
宮城県出身 趣味/釣り
地元・仙台から上京後、劇団ジンギスファームに所属し舞台を中心に活躍。日本テレビ「進ぬ!電波少年」“アフリカ・ヨーロッパ縦断ヒッチハイク”企画で一躍注目を集める。主な出演作にテレビ「蘇える金狼」「Summer Snow」「お前の諭吉が泣いている」「フレーフレー人生!」「かりゆし先生ちばる!」「仮面ライダーディケイド」、映画「龍が如く 劇場版」「あかね空」「誰も守ってくれない」、舞台「風が強く吹いている」などがある。これまで番外オムニバス公演2作品に出演、10年より東京セレソンデラックスに正式加入した。

公式HP

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