風俗店の内勤スタッフの仕事-事務職(総務・経理・人事)について-

風俗店の内勤スタッフの仕事
-事務職(総務・経理・人事)について-

■風俗店にも仕事の分担化が迫られている。

風俗店の“従業員”というと、まず“女性キャスト”(風俗嬢)のことを思い浮かべる方が多いであろう。
もちろん、風俗嬢がいなければ“商売にならない”のでお店にとっては最も重要な存在といえる。

そして、お店の“現場仕事”を受け持つ、“店舗スタッフ”(男性店員)も風俗店の運営上欠かせない存在である。
店内の清掃から始まり、受付や接客業務、WEBサイトの更新業務 等々…。
日々それらの仕事をこなしながら、女性キャストを支え、入客数を増加させる企画を立案し実行していく。

近年では、大手の風俗店グループを中心に、店舗スタッフの仕事も業務内容によって様々に“役割分担”される傾向にある。

例えば、関西エリアの有名なデリバリーヘルス店の規模はというと…。
・店舗数60店
・店舗スタッフ400名
・女性キャスト数6000名

店舗数やスタッフ数、女性キャスト数がこのデリヘル店のような規模になると、複数店舗や多くのスタッフを効率よく管理するために、一般企業と同様に各業務を分担する必要が出てくる。

例えば、下記のように“分業化”を進めている大手風俗店も多い。
・清掃や雑用などの仕事
・電話やメール受付や接客業務
・送迎ドライバー業務(デリヘルの場合)
・WEBシステムの管理業務
・事務職(経理・総務・人事関連業務)

今回は、風俗店の“内勤スタッフ”の仕事、その中でも総務や経理、人事の業務を行う“事務職”にスポットを当てて解説したい。

■風俗店の内勤業務“事務職”。その仕事内容は?

どのような業種であっても、一定規模の会社であれば必ず存在する部署がある。
それは“経理・総務”といった名称で呼ばれる事務職だ。
風俗業界でも大手のグループを皮切りに、このような部署を持つお店が多くなった。

その仕事内容は以下のようなものとなる。
・現金出納・預金管理…現金や預金の出し入れをする業務。
・売上管理…店舗の売上管理や決算業務を担当。
・労務管理…従業員の給与計算、社会保険の手続きなどの業務。
・人事管理…従業員の求人募集や採用業務。

“お金”に関する業務
このように事務職の仕事は多岐に渡るが、その第一は“お金”の流れに関する業務である。
店舗の売上金や預金の入出金といった日々の出納業務から、売上を始めとする諸要素から経営状態を管理し予算編成を行う。
さらには決算に関する業務に携わる場合もある。

“労務管理”に関する業務
従業員の“労務管理”に関する業務も事務職の仕事だ。
従業員の労働時間を管理して給与計算を行い支給の手続きを行う。
また、最近では風俗店でも“社会保険”に加入しているお店(会社)も増えているので、その加入手続き等も行う。
これらの業務は従業員の生活に直接関わる部分であり、間違いがあると経営サイドに対する信頼も失いかねないので、慎重に行わなければならない。

“求人募集”に関する業務
従業員の“求人”という“人事”的な業務にも事務職が携わることもある。
求人応募者からの電話やメール、LINEでの応募に返信を行うのは事務職であることが多い。
また、職種によっては“面接”を担当することもあり、“人を見る目”も要求される。
求人情報サイトへの掲載などのため、広告代理店と交渉を行う場合もある。

このように風俗店の事務職(内勤スタッフ)は、“経理”に“総務”、そして“人事”的な業務まで幅広く行うことが多い。
これらは未経験者にとってハードルの高い仕事といえる。
よって業界は違っても、業務の経験者は積極的に採用され入社後も優遇されるケースが多い。

■風俗店の内勤スタッフは、意外にも“女性”が増えている!

近年では、風俗店の内勤スタッフ(事務職)で働く“女性”の数が増加している。
中でも、風俗や水商売で働いていた女性がその経験を活かして働いていることも多い。

“元風俗嬢”というキャリアは、主に求人業務や採用業務などの人事的な面で非常に有効なのである。

「怖い男の人が面接官だったらどうしよう…?」
このように風俗店に面接に来る女の子は、皆不安を抱えているものである。

そんな時に、風俗で働いていた経験のある女性が面接担当だったら、彼女たちの緊張感も和らぎ、疑問点や悩み事などを話しやすくなる。
こうして元風俗嬢を担当にすることにより、お店に対する親近感や安心感が増し女の子の“採用率”が格段に上がった事例も多い。

また、お店で働き始めた女性キャストの“出勤管理”“メンタルケア”などにも女性スタッフの力が発揮されている。
女性キャストの中には、彼氏や家庭のことなどで悩み事を抱えている人も多い。
そのような場合、やはり同性である女性(かつ風俗経験者)の方が相談相手として適任たったりするのである。

また、これまでは男性スタッフが女性キャストにプレイ内容の指導(講習)を行うお店が多かったが、それを“セクハラ”だとして嫌う女性キャスト向けに、元風俗嬢のスタッフがレクチャーする場合も多い。
さらに、自身の経験を踏まえて“指名客を増やすコツ”“SNSの活用法”、キレイに見える“写真の取り方”などのレクチャーを行う元風俗嬢の内勤スタッフも多い。

このように風俗店の内勤スタッフの業務も分担化することによって、女性キャストにとっても、きめ細やかなサポート体制が作られるのである。