結局、人間「見た目」だろ?
これは就職活動や婚活、はたまた合コンなどの出会いの場で良く使われるフレーズである。
どんなに努力しても結局綺麗な女の子や格好良い男子が得をする(選ばれる)世の中だという恨み節。
とかく女性は世間から“見た目”で判断されることが多い…と言われているが、今や男性も同様である。
就職活動の為に“整形手術”をする男性が増えているのもその証左といえよう。
本サイト『ドカント』は男性向けの求人情報や仕事に関する情報を提供しているメディアである。
そこで今回は見た目の良い男性、いわゆる“イケメン”限定の稼げる仕事についてリポートしてみよう。
“イケメンだから”稼げる仕事をリポート!
イケメンが稼げる仕事といったら何だろうか?
カフェバーの店員、美容師、アパレルショップ、スポーツジムのトレーナー…等々、イケメンのスタッフが働いている職場は多い。だがこれらの仕事はイケメンだから稼げる仕事ではなく、イケメンだったら人気が出る程度の仕事である。
現にイケメンだからといって収入が倍になるわけではない。せいぜい指名が増える程度であろう。今回紹介するのは、モデルや芸能人のように“容姿が収入に直結”する仕事、イケメン“だから”稼げる仕事である。
逆に言うと容姿が劣る男性“ブサメン”ではお金にならない仕事、言うならば、イケメンを利用して稼げる仕事のこと。その仕事内容には“アダルト”な要素が含まれているものもあるが、いずれもイケメン限定の仕事なので、年齢上限は(一部例外はあるが)“30代前半”といったところ。
もしアナタがイケメンだったら、私のようなオッサンになる前に…若いウチに1発チャレンジしてみたら如何だろう?今回は以下のような指標を5つ星満点で入れてみた。参考にして欲しい。
イケメン度…その職業で稼ぐために必要なイケメン度数
金稼げる度…イケメンだったらお金が稼げる度数
アダルト度…仕事内容に含まれるアダルト度数
その他特徴…その職業独自の特徴1.ホスト
- 【仕事内容】
イケメンが高収入を稼ぐ仕事といって真っ先に思い浮かぶのは、ホストクラブで働く“ホスト”の仕事であろう。
仕事内容はご存知の通り、お酒とトークで女性を酔わせ、大人の癒しを提供する仕事である。
【収入】
基本的にホストの収入は“完全歩合給”である。自分が達成した売上によってその金額が決まる。
女性客がお店で使った金額(売上)に対して、ホストが給料としてもらえる“歩合率(バック)”は、40~60%といったスライド制を導入している店舗が多い。
売上がアップすればバック率も上がり、さらに稼げるシステムとなっている。店舗で指名上位にナンバー入りするような人気ホストともなれば、バースデーイベントの数日間で“ウン千万円”をの売上を叩き出す強者もいる業界である。
ホストの収入については下記リンク先の記事に詳しくレポートしている。
しかし良い面ばかりではない。売上が“ゼロ”なら給料も“ゼロ”なのである。
近年では若い新人ホストを獲得するために月給15万円~20万円程の“最低保証給”を支給する店舗も増えてはいるが…。そもそも最低保証給を当てするような人はホストに向いていないだろう。【トレンドは浮世離れイケメン!?】
ホストはイケメンでなければ稼げないのか?
“トークスキル”や“酒飲み力”の高いホストなど、イケメンではなくても稼いでいるホストもいる(とはいえ一般的基準から見れば充分イケメンであるのだが…)。しかし、イケメンの方が圧倒的に優位に稼げるのが現実である。
歌舞伎町の有名なホストクラブのホームページを見れば一目瞭然、在籍ホストの9割以上はイケメンなのである。しかも、最近の夜の世界ではナチュラルなイケメンよりも“浮世離れ”したイケメンの人気が高い。
浮世離れ(これはキャバ嬢の人気傾向にもいえるのだが)とは、言い換えれば“人間離れ”した“整いすぎた”美しさとでも言おうか…。
真っ直ぐと伸びた鼻筋、クッキリとした太い二重まぶた、涙袋、尖ったアゴ…。
端的に言うと“整形手術”を施した超美形なイケメンのことである。最近では整形手術に対する偏見も少なくなり、整形したことを公言するホストも多いし公言することで更に人気が出るケースもある。また、整形をするためにホストになる若者も珍しくはない。
やはり“男を売って稼ぐ商売”なので、並み居るライバル達との闘いに勝ち残るためには、よりイケメンになるのが一番の近道なのである。新人ホストが新規顧客を獲得するための方法として、キャッチ(路上で女性に声を掛ける)行為は有名だが、最近では規制が厳しくなったこともあり減少している。
逆に、InstagramやTwitterなどの“SNSを利用した集客法”が主流となっている。
ホスト自身の日常をまるでアイドルのように日々アップすることにより、フォロワーを増やしコミュニケーションを取りながら来店へとつなげるのである。だがそこで考えて欲しい。
誰が“フツメン”(普通の見た目の男)の日常を閲覧するためにフォロワーになってくれるというのか…。
やはりイケメンでなければ誰も振り向いてはくれないし、お金を払ってお酒を飲みたいなどと考えてはくれないのだ。
トークが下手でもお酒が飲めなくても、他を圧倒する程のイケメンならば確実に稼げるのがホストの世界なのである。 2.出張ホスト(女性向け風俗)
- 【仕事内容】
“出張ホスト”とは、その名の通りホストが女性客の待つホテルや自宅に派遣されリラクゼーションマッサージや性的サービスを提供する仕事である。
“男性が派遣される”女性向けの風俗店(デリバリーヘルス)といったら分かりやすいだろう。ちなみに出張ホストも、女性が派遣されるデリヘルと同様に公安委員会への“無店舗型風俗営業”の営業届け出が必要で本番行為も禁止されている。
【収入】
出張ホストの給料もホストクラブと同様に“完全歩合給制”である。
有名店の“東京秘密基地”を例にすると、女性客が支払う料金システムは、90分1万5千円、120分2万円となっている。
歩合のシステムは、店舗やサイトによって売上のバック率に違いはあるが、売上の50%~60%の歩合率が相場である。月間30人以上の女性を接客し、月収100万円を優に超える人気ホストもいるのだが、出張ホストを本業としている者は少ない。
出張ホストとして月収30万円以上稼げるようになるためには相当な努力が必要な世界なのだ。
【一流になるのはホンの一握り】
女性の社会進出により、男性と同じく女性自身が自由に使えるお金が増え、出張ホストを利用する女性も増えた。
女性向けの風俗店も全国で“200店舗以上”あると言われている。とはいえ『女の子とエッチなコトしてお金がもらえるならオレもやってみたい』などと軽く考えていたら大間違い。
出張ホストになりたくて求人に応募してくる男性は、1店あたり月に100名近くいるという。
そこからプロフィール写真を送って審査され、晴れて出張ホストとして採用されるのは…2~3名がいいところだと言われる。
採用率3%程度の超狭き門なのだ。それもそのはず、在籍するホスト達は当然のようにイケメン揃い。
イケメンの分類としては、シュッとしたさわやか系や癒し系のイケメンが多いのも特徴である。
やはり、ホテルなどで男女二人きりになるサービスなので、ワイルド系やイカツイ系のイケメンよりも黒髪で細マッチョ、安心できるイケメンが好まれるのだろう。またイケメンだからといって必ず稼げるかといえば、そうとも言えない。
どんな女性を相手にしても性的に満足させなければならないのである。
お店からも性感マッサージの講習があったりするが、やはり個人のセンスが問われる。最後に己の欲望を満たそうと出張ホストに応募する浅はかな男性諸君に注意を促しておく。
優良店でもお店やサイトによっては、月々の“登録料”や“サイト掲載費”をホスト側が支払うケースがある。一方、この登録料やサイト掲載費などの名目で数万円といったお金を集め、全く女性客を紹介しない悪質な詐欺業者も存在している。
『登録料を5万円払ったけど店と連絡が取れなくなった』
『VIP客を紹介するからさらに保証金10万円を払えと言われた』そんな事態にならないためにも、応募や登録する前には必ず“無店舗型風俗営業”の届け出を確認すること。
またネットでお店の口コミ情報などを調査することである。
夢を砕くような物言いを勘弁して欲しいが…。
フツメンやブサメンが出張ホストに応募して即採用されたならば…そこは怪しいお店だと思って間違いない。 3.イケメンマッサージ
- 【仕事内容】
“イケメンマッサージ”とは、女性専用のマッサージ店で“店舗型”の場合が多い。
※ホテルや自宅への出張も可能なお店もある。
興味がある方は『イケメンマッサージ』といったキーワードでネット検索すれば、ズラッと各店舗のホームページが表示されるのでチェックして欲しい。どのお店も様々なタイプのイケメンセラピスト(マッサージ師)を揃えている。
ガッチリとした男っぽいイケメンよりも黒髪さわやか系イケメンが多い。
セラピストの個人ページを見てみると、まるでファッションモデルのような格好良さである。施術内容は、アロママッサージやロミロミマッサージ(オイルを使ったハワイアンマッサージ)などが中心で高いマッサージ技術も要求される。
また、女性客は恋人風なマッサージ(施術中に手を握ったり密着したりetc…)を選択することも可能で、セラピストは相手によって臨機応変に対応する必要がある。
但し、出張ホストと違い、性的なマッサージは一切行わない。【収入】
イケメンマッサージのセラピストの収入も先に挙げたホストなどと同じく“完全歩合制”である。
利用代金は、60分8千円~1万円、90分1万2千円~1万5千円、が相場で、その40%~50%がセラピストの報酬となる。
人気マッサージスタッフともなると、出勤日は予約客で埋まり、月収50万円以上を容易に稼いでいる。
しかし、新人セラピストが月収30万円を稼げるレベルになるためには相当な努力が必要になる。
【イケメン+マッサージテクニック】
やはり女性客は第一にマッサージを楽しみにお店を利用するので、イケメンにプラスして本格的なマッサージの技術も必要となる。※各店舗ではしっかりしたマッサージの実技研修をしている。しかし、ただ良質なマッサージを施せば良いわけではない。
本格的なマッサージを受けたければ、女性達は街にある普通のマッサージ屋さんに行けばよいのである。では何故“イケメンマッサージ”を利用するのか?
それは、女性がほぐしたいのは体のコリだけではなく、イケメンと同じ空間で体を触れられながら心にも潤いをもたらせたいのである。
セラピストは女性をドキドキさせるような雰囲気作りが大切で、そこに各々のセンスが問われる。西新宿と代々木に店舗を構える『IKEMOMI』(イケモミ)が有名である。
4.レンタル彼氏
- 【仕事内容】
一時期『レンタルなんもしない人』が話題となったが、“レンタル彼氏”とは、女性客の“疑似彼氏”となりデートをする職業だ。
テレビやネットなどで話題となり、最近では女子大生やOL、主婦層の顧客が増えている。
デート内容は、一緒に映画やコンサートを鑑賞したり、デパートでショッピングをしたり、レストランで食事やお酒を楽しんだり、テーマパークや遊園地に行ったり…等々、女性が希望するデートプランを遂行する。
基本的には一対一のデートとなり、友人カップルと合同デートなどでは利用出来ない。
また、自宅やホテルなど密閉空間でのデートもNGで、もちろん性的サービスも禁止されている。【収入】
男性(彼氏)のランクにより利用料金は異なる。
新人男性の場合は、1時間5千円。
中堅クラスは、1時間6千円。
人気のあるキャストの場合は、1時間7千円以上といった相場感である。女性客は上記の基本料金の他に、デートで必要となる交通費や出張料、食事代などを負担する。
デートは2時間以上の注文となるので、新人スタッフの場合は1時間1万円。そのうち報酬は40%程度が歩合給となる。
月収30万円以上稼ぐキャストもいるが、“完全歩合制”なので、本業としている者は少ない。【彼氏を演じ切る役者的能力】
『一緒にメシ食ったり映画観てお金がもらえるんだ?』などと甘く考えてはいけない。
先に挙げた出張ホストやイケメンマッサージと違い、ボディコンタクト(肉体接触)なしに女性を癒し満足さなければならないのである。
出張ホスト>イケメンマッサージ>レンタル彼氏
この順で女性を肉体的に満足させる性的技術の要求は低くなるが、それと反比例するように彼女達の心を癒す技術は必要になってくるのである。まずは“リアル彼氏”のように、いや女性が想像する“理想の彼氏”のように、彼女たちの話を真剣に聞いたり褒めたり励ましたり、時には甘く叱ったり…、繊細なコミュニケーション能力が問われる仕事なのである。
『この女性は今彼氏から何をされたい(言われたい)のか?』
それを瞬時に察知し表現していかなければならない。
まさに理想の彼氏を“演じきる”役者になるのである。レンタル彼氏で登録している男性の年齢層は、様々な女性客からのニーズに応じるため20代~40代前半と幅広い。
イケメン度合いも、学生風であったりジャケットの似合う会社員風であったり…どちらかというとややカジュアル寄りである。
ホストのような超美形のイケメンではなく、街中で腕を組んで一緒に歩いていても違和感のないイケメンレベルといったところだろうか。
フツメンレベルの男性にも働けるチャンスはある。 5.AV男優(エロメン)
- 【仕事内容】
男子たる者誰でも一度は夢に見る“AV男優”の仕事。
男優の中にはプロレスラーのようなマッチョマンがいたり、中年太りのおじさん、タトゥーが入ったイカツイ系がいたりと、イケメン限定といった仕事ではない。しかし、2010年ころよりAV業界では、女性が鑑賞する“女性向け”レーベル(女性のためのAV)が人気となり始め、今ではそこに出演するイケメンの男優達は“エロメン”と呼ばれ世の女性たちの憧れの的にまでなっているのだ。
こうした流れもあって、AV業界では“イケメン男優”の需要が高まっている。
【収入】
一般のAV男優の給料は…いわゆるその他大勢の“汁男優”だと、1発射3千円~5千円程度。
その後ステップアップし女優と絡めるAV男優として一本立ちしても、1現場2万円が相場である。
安定した収入を得られる職業とは言い難い。詳しくは下記リンク先の記事をご覧になって欲しい。
しかし、イケメンだったら話しは違ってくる。
AVメーカーやスカウトマンの目に留まり“エロメン”男優でデビューなんてことになったら、メーカーと専属契約が結ばれ、毎月固定給(推定30万円~50万円)が入って来る。“安定収入を得ながら”AV男優として仕事ができる立場となるのだ。【肉体的&精神的な強靭度】
ただし、ネットなどで活躍しているエロメン男優達の画像を見て欲しい。
有名な一徹さんやツッキーさんなど、そのイケメンレベルは総じて高い。また、エロメンとはいえAV男優である。
どんな難敵(女性)を目の前にしてもアレをああだこうだして最後まで喰らい尽くさねばならないという、アッチ方面のタフネスさはモチロンだが、精神的なタフさも必要な仕事なのだ。 6.出張ボーイ(ゲイ男性向け風俗)
- 【仕事内容】
“出張ボーイ”は主にゲイ(同性愛者)の男性客へサービスを行う仕事で、勤務地はゲイのメッカ、東京だと新宿二丁目、大阪だと堂山町あたりに多い。
働いている男性はゲイやバイセクシュアル(両性愛者)が多いが、ノンケ(異性愛者)でも可能である。男性客の待つ近隣のホテルなどへ出向いて性的なマッサージをする仕事で、お店によってはマンションの一室に個室を設えてサービスを提供している場合もある。
“売り専バー”という、バーで働くボーイを指名して店外デートへ連れ出すスタイルのお店もある。【収入】
この仕事も給料は“完全歩合制”。
新宿二丁目の利用料金の相場は、ショート(60分)で1万円~1万5千円、泊まりが3万円~4万円前後。
バック率は50~60%のお店が多い。
人気のあるボーイは1日5万円程の収入となっている。手コキや口でのサービスが中心だが、中にはAFも可能なボーイもいる。
なお、男性同士が利用するため売春防止法の適用外だと言われている。
【やっぱりジャ○系が大人気】
人気があるのはやはりジャ○ーズ系の正統派イケメン。細身で中性的なイケメンの需要が高い。
また、スポーツマン系の細マッチョイケメンも人気があり、ノンケ好きなお客さんも多い。指名の多いボーイは腹筋をシックスパックに割るために日々筋トレをしたり美しい体作りに気を配っている。何よりも重要なのは“清潔感”で、無精ヒゲや伸びた爪などはNGである。
デリケートな職種なので、お店のホームページで“顔出しNG”のボーイもいるが、やはり指名を獲得するためには“顔”は重要でイケメンが圧倒的に有利である。
最近では、SNSやYoutubeで情報発信をして人気者になったボーイもいる。
顔出しが無理ならば、せめて体でアピールができないと稼ぐのは厳しい業界であろう。 7.AV男優(ゲイビデオ男優)
- 【仕事内容】
AV男優といっても、こちらは男性同性愛者(ゲイ)や男性両性愛者(バイセクシュアル)の方が鑑賞するAVへ出演する“ゲイビデオ男優”の仕事である。
撮影内容は、単体ヌードなどのソフトなものから、カラミありのハードなものまで多種多様で、その内容によって報酬も異なる。【収入】
20代前半の若者で、かつイケメンであれば、ソフトな内容でも1現場3万円~5万円程のギャラをゲットできる。
カラミありの内容だと、1現場10万円以上の報酬を得られる場合も多い。1回の仕事で数万円という高額な収入となり、しかもそれを“日払い”で貰えることから、大学生やフリーターなどノンケの若者が単発でアルバイトをするケースが多い。
【AV男優への登竜門的な意味合いも】
ゲイ向け風俗の出張ボーイと同じくジャ○ーズ系イケメンの人気が高いが、同様に細マッチョのスポーツマン系イケメンが売れ筋である。
他にも、ボディービルダーの様なゴリゴリの筋肉体型やラガーマンの様なガチムチ体型、体毛が濃く丸々とした熊系男子、など多種多様な男性の需要がある。
デブ専、老け専といったマニアックなタイトルも根強い人気を誇っている。
とはいえ、グラビアモデル(女性)がイメージビデオだけでは稼げないのと同じで、ただイケメンだからといってソフトな内容の撮影だけでは大した金額は稼げない。
ある程度の収入を得るためには、それなりのカラみを受け容れなければならない。また、ゲイビデオ業界で人気者になると、AV女優を相手にする男優としてメーカーから声が掛かるケースもある。
ツッキー(月野帯人)さんはゲイビデオからAV(エロメン)へと転身した男優として有名である。 8.添い寝士
【仕事内容】
“添い寝士”とは、不眠で悩む女性の自宅やホテルに派遣され、一晩添い寝をするサービス。
女性と同じベッドに入って腕枕で添い寝をしながら優しく話しかけ癒しを提供する仕事。性的なサービスはない。添い寝屋を題材にした漫画『シマシマ』(山崎沙也夏・講談社)も話題となり、2011年には三浦翔平さん主演でドラマ化(TBS)もされた。
なかでも『Rose Sheep』というお店が有名で、そのホームページを見てみると、これまた色んなタイプのイケメンがズラリと顔を揃えている。
確かにこんなイケメンの腕の中でピロートークをされたら、女性もメロメロになるだろう…。【収入】
その利用料金は、2時間2万円、3時間3万円、4時間4万円、と思いの外高額な料金を設定している…。
添い寝士に50%のバック率とすると、2時間で1万円近くの報酬が手に入るシステムである。
とはいえ、1日に何人も相手に出来る内容ではないため本業とするには難しいだろう。【添い寝士をテーマにした映画が公開】
また、2020年10月に添い寝士を題材にした映画『クローゼット』(進藤丈広監督)が公開された。
今後ますます注目を集める業種となるかもしれない。9.ママ活男子
- 【仕事内容】
それまで“援助交際”と呼ばれていた売春行為が、“パパ活”というライトなネーミングに変わって、SNSの普及と共に爆発的に広まったのは周知の通り。
パパ活が流行れば次は“ママ活”だと、今度は若い男性がお金に自由が利くママを求めてTwitterやマッチングアプリで跋扈し始めた。まずママ活を仕事と言って良いのかどうかは置いておくが、その内容はパパ活と同じく、ママとデートをしたりホテルに行ってアレコレしたり…である。
筆者はママ活について詳しくないので、今回はTwitterでママ活をしている方にコンタクトを取ってみた。
アカウント名を『●●●@ママ募集中』としている自称21歳の大学生にDMで取材を試みた。
仮名でM君とする。M君によると、ママ活は2年程続けていて今まで7人のママとお付き合いしたことがあり、現在も2人のママと継続中。
ママの年齢層は34歳から45歳まで、職業は会社経営者や水商売、普通の主婦などで既婚者が3名いたという。【収入】
収入はママによって異なる。
食事に行って5千円のお小遣いをもらう時もあれば、ショッピングにつき合って洋服を買ってもらうだけの場合もある。
『肉体関係はあるのか?』と聞いてみると、『はっきりとは言えないけど…』の前置きと共に、ホテルに行って2万円や3万円の“タクシー代”をもらったりはします…と言う。1回のデートで終わるママもいたが、だいたい2~3ヵ月は継続して会う。
お互い面倒な関係になるのを避けるため、体の関係になったら自然とフェードアウトしていくという。今現在もお付き合いが続いているママのうちの1人とは、“月契約”をしているそうである。
月のお手当は20万円で、最低でも週に1回はデートをする。
ママの年齢は41歳、独身で会社経営者だという。もちろん肉体関係は込みである。
【カワイイ系キャラ】
M君の顔写真(マスク着用)を見せてもらったが、韓流アイドルっぽい雰囲気のイケメンである。
『どんなタイプがママ活で稼げるか?』と聞いてみると、『カワイイ系ですね』と即答。やっぱりママ達は年下のカワイイ男の子に癒されたがっているので、ギラギラ自己アピールが強いタイプよりも、『私の話を真剣に聞いてくれそうな』おとなしめのキャラが受けるという。
また、サイトにプロフィールをアップしただけでママ活できるほど甘くはない。
自分でママを見つけなければならないので、SNSやマッチングサイトを上手に活用できる能力やコミュニケーション能力も問われる。最後に、これからママ活を始めようとする方にアドバイスを聞いてみた。
『ママ活専用のマッチングアプリがあるので使った方が良いです。Twitterは詐欺業者がウヨウヨいますから、気を付けないとマルチ商法に引っ掛かっちゃいますよ』
とのことである。