【短時間アルバイト】モーニングコールのお仕事解説

• 「朝早くから大事な仕事が入っているのに起きられる自信がない…」
  そんな人のためのサービスがこのモーニングコール。文字通り、会社から指定された電話番号に連絡してユーザーを起こす仕事。
  担当するユーザーへ電話をかけて、相手が出る（留守電でも可）ことで1件の仕事が完了する。
• ユーザーの多くは、都市部で働く夜型の生活になりがちな1人暮らしの男女。
  早起きがつらく、目ざまし時計やスマートフォンのアラームでは目が覚めないという人から支持されている。
  機械的なアラーム音より、生の人の声は脳を刺激するため目が覚めやすいのである。
• 宿泊施設やモーニングコール管理会社から仕事が依頼される。通話料は基本的に会社負担で、専用の通話システムを介在するため、ユーザーにはスタッフの電話番号はわからないようになっている。
  仕事量によってはスマートフォンの貸し出しをしている会社もある。
• モーニングコールの仕事は、平日の早朝1～2時間で、自宅にいながら仕事ができる（在宅ワーク）。
  本業に影響がない時間帯なので、副業のアルバイトとして人気がある。
• モーニングコールのアルバイトに応募できるのは女性に限られていない。男性ユーザーが多いイメージがあるが、女性ユーザーも増えている。容姿などは一切関係なく電話面接などで「声の質」などをもとに採用が決められる。

歩合制の報酬となり、1回では大きな収入にはならないが在宅で仕事が完了するため、副業でお小遣いが欲しい人に向いている。

1人で担当する件数は個人差があるものの、約1時間あたり10件～20件ほどで、1回のコールにかかる時間は1分程度。
月収に換算してみよう。
1回30円の報酬で平日20日間モーニングコールをした場合……
30円×20日=600円（1ヵ月）
この価格でユーザーが50人になれば……
600円×50人=30,000円

月収3万円ほどになる計算である。

平日の早朝、短時間で可能なアルバイトのため、求人倍率は非常に高い。
それ故、モーニングコールのスタッフ募集を装った詐欺業者も増えているので注意が必要である。
実際にはユーザーが存在していないにも関わらず、「登録代」と称して数万円を支払わせる悪徳業者もある。

【SNSのフォロワー数で採用が決まる】
先に述べたように、モーニングコールのスタッフは求人の人気が高く、採用までは狭き門といってもよい。
応募者のSNSのフォロワー数によって合否を決める会社もある。
会社としてはSNSで一定の人気があるスタッフならば、モーニングコールの指名が付きやすいと考えているのだ。
応募者は、Twitter、instagram、YoutubeなどのSNSで一定数以上のフォロワーがいないと採用されない。

プロフィールを登録しておくと、前日までにお客さんの名前と電話番号をLINEで送られてきます。
私の担当するお客さんは男性ばかりですが、意外と女性も多いみたいです。
コールする時間は5分刻みで細かく指定され、お客さんに決められたメッセージを伝えたら完了します。

お給料は月2回の振込でした。時給にすると1,000円程度、月にしたら2万円ちょっとの収入。
空いた時間の在宅ワークなのでお小遣いにはなりますね。

最近は経費削減でモーニングコールのサービスがない宿泊施設も増えているので、意外とニーズはあるんです。
テレアポなんかと違ってクレームやノルマがないのでストレスとは無縁です。
在宅で完結し、早朝の1～2時間で終わり、かつ比較的安定した収入があったので長く続けたいと思ってます。

（ライター:橘美琴）