単発・短期バイトの体験談!【仕分けバイト・ティッシュ配布・試験監督】


「週末だけ日払いでバイトしたい!」
「夏休みの期間に美味しいバイトをしたい!」

なんてことを考えているドカンター(ドカント読者)の方は多いだろう…。
私、底辺ライターの橘も激安価格の文筆家業だけでは首が回らず、日々短期バイトを探している身の上…。

そんなワケで今回は、「単発」「短期」で働けるドカント的アルバイトをリサーチしてみました!チェキラッチョー!!

単発バイト・短期バイトの魅力とは?

働く期間が3ヶ月以内の仕事を短期アルバイト、1日のみや週末だけ数日間の場合は単発アルバイトと呼ぶのが一般的。
働いている人の年齢は10代~30代が中心で、学生やフリーターの人に向いている。
短期バイトの多くは、資格や経験が不問で、比較的誰でも始めることが出来る仕事が多いことから、主婦のパートや中高年の人でも可能な仕事である。
また未経験者でも気軽に応募できる求人が多いのも魅力のひとつだ。
給料の支払いも日払い週払いに対応している会社が多いので、今すぐ稼ぎたいという人には最大のメリットである。

また、空いている日や時間を選んで、自分のペースで働けるのも利点。
他のアルバイとの掛け持ちなどのWワーク副業がOKなのも嬉しいポイント。
ただ、Wワークや副業なら問題ないが、単発・短期アルバイトは継続的に安定した収入を得られない点には注意しておきたい。

イベント設営に荷物仕分け、サンプリングが人気職種

単発・短期バイトで代表的な仕事は、イベント会場の設営補助や、倉庫内での荷物の仕分け、チラシや商品のサンプリング、催事会場での販売スタッフ引っ越しの手伝い等々…。
給料(時給・日給)や待遇、比較的誰でもできるなどから、これらは高収入の短期アルバイトで人気の職種である。

年賀状やお中元・お歳暮の仕分け、バレンタインやクリスマスのイベント商品販売、海の家やスキー場の接客スタッフなど季節限定の高収入短期バイトもある。
募集が限定的なため、時には求人を見つけることが難しい場合もあるけれど、シーズンものの求人は要注目!

今回は「工場での仕分けスタッフ」、「商品サンプリングスタッフ」、「試験監督員」の仕事にスポットを当て、経験者の方にお話しをお聞きした。

工場での仕分けスタッフのお仕事解説⇒

  • 工場や倉庫などで出荷する商品の仕分けや検品、詰め替え、補充をする仕事。 商品が正しい内容で入荷したかをチェックし、棚に入れ配送に回す商品を選び出すという流れ。
  • 力仕事のイメージもあるが、実際は女性スタッフも多く未経験者でも働ける。 勤務地は都市部に集中し、物流倉庫ではお中元・お歳暮の季節や年末年始は繁忙期となる。
  • 時給相場は都内で1100円から1300円、日給8000円から1万円程度。 年齢、性別問わず幅広い層のスタッフが従事している。 フォークリフトを使った仕分け作業がある場合は、免許がある人や勤務経験がある人は優遇される。


【File:01】山中忠志さん(31歳)

(プロフィール)
山形県出身。神奈川の大学を卒業後、製造メーカーで営業職に就くも対人向きな性格ではなかったため内勤の経理職に異動。
退社後、地元に帰りパン製造工場に勤務。再び上京し、主に派遣バイトで生計を立てている。

──「仕分け」のバイトというと、工場や倉庫で店舗や個人に発送する商品を配送先別に分ける仕事が一般的ですよね。 生活雑貨や本、衣料品、食品など様々な商品の梱包や検品作業を行うのですか?

「自分は“アマゾン”の倉庫内で仕分けの短期アルバイトをやっていたので、荷物の種類は…。 例えば宅配会社ならメール便から大きな荷物まであったり、郵便局だとハガキや手紙、ゆうパックなどの郵便物を配達区域ごとに分けるといった、荷物に多少なりとも“変化”があるんですけど、アマゾンの場合は同じ形の荷物に同じ形式のラベルばかりなので結構“苦痛”に感じるんですよね」

──楽そうに見えてツラいこともあるんですね。

「立ち仕事といっても肉体労働ほどカラダが疲れることはないけど、単純作業の繰り返しなので、正直“飽きて”くるんですよ。 繁忙期には“24時間体制”で作業が行われ、仕事量が増えるのと同時に収入も増えるんで、それを狙って“長期希望”でバイトに入ってくる人も多いんですけど、1日目でへこたれて、2、3日でいなくなる人は多いですよ」

──そうなんですか!他にも困ることあります?

「荷物が流れてくる“ベルトコンベア”の一定音で耳が疲れるし、作業場は蒸し暑くて環境には恵まれてない…とか。 それでも自分は単純作業に向いている性格なんで…」

──いい点もあると?

「日中以外に早朝や深夜に働ける場合は自分の好きな時間帯でシフトを組んで、自分なりの生活スタイルを作ることが可能です。 服装規定がないのも楽だし、大半はグループでの作業なんで、気が散ることはあっても1人っきりで何の反応がないよりマシですよね。いくら人見知り気味の性格でも、この仕事を1人で黙々と…と考えるとゾッとしますね。 騒がない程度の私語なら文句言われませんし」

──最後に仕分けバイトの先輩から、ひと言お願いします。

「この仕事で求められるのは“正確さ”と“速さ”。 作業スピードは慣れ次第で上がってきます。 1人の発送ミスで現場が混乱することもあるので、“正確さ”を肝に銘じておけばうまくいきます。 あと、ひと言で仕分けといっても作業は仕分けのみなのか、検品や梱包も入るのか、荷物の運搬や積み上げも入るのか、は職場によってバラバラなので詳細確認は必須です」

サンプリングスタッフ(ティッシュ配布)のお仕事解説⇒

  • 駅前などでティッシュやチラシ、宣伝ビラ、化粧品や飲食の試供品(サンプル)を配る仕事。
  • 屋外で日中にサンプリングすることが多く、仕事中は人混みの中で立ちっぱなしになるためある程度の体力がある人向き。
  • 時給は1200円~1500円と他の単発・短期バイトと比べて高めで、短期間でしっかり稼ぎたい人にうってつけ。 時給制とノルマ制があり、コツをつかんだらノルマ制のほうが効率よく稼げる。

【File:02】武田さん(23歳)

(プロフィール)
現在、夜間のカラオケ店のアルバイトとサンプリングバイト(ティッシュ配布)をWワークで行っている。
高校を中退後、定職らしい仕事に就いたことはない。 バンドを組んでいてボーカル&ギター担当。 好きを優先させる主義。 このバイトは音楽仲間の紹介で始めた。 埼玉県出身(在住)。

──“ティッシュ配り”って稼げるバイトのイメージがあります。 数時間単位の勤務でも給料は比較的高額ですよね?日払いも多いと聞きますし。

「確かにウチの会社も給料は日払いだし、仕事は日中の3~6時間のケースが大半。 時給は1200円からのスタート。 これで計算すると日給で6000円程度と金額だけなら高くはないけど、一緒に配る広告チラシによって違うんでが、ティッシュひとつにつき3円から5円がもらえる“出来高制”である程度の収入になるんですよ。 交通費込みがせこいけど(笑)。 時給換算で2000円になることもありますね。 “雨天中止”でバイト自体が飛ぶことだってあるし…」

──ティッシュに限らず街頭や駅前でモノを配っている人はよく見ます。 1日の仕事の流れは?

「仕事を斡旋してくれる派遣登録をした会社から連絡があり勤務が決まります。 指定された日時に集合場所へ行き、その日のバイトを統括する担当者から、ティッシュを渡すターゲット層や配布場所などの説明を受けて、あとは周辺地図、道路使用許可証を受け取り打ち合わせと準備が終了、移動しての配布開始です」

──ティッシュ配りって目の前に差し出してもスルーされること多いですよね。 受け取ってもらうコツはあります?

「まずは経験っすね(笑)。 僕の場合はまず人の流れを観察して何度か場所を変え、効率よく配布できる立ち位置探しから始めます。 あとは、渡す人を決めないこと。 『こういう方を狙ってください』と言われますけど、それだけに固執してたら渡し終わりませんから。 担当者もずっと監視している訳じゃないので、そこはうまく目を盗んで…」

──で、時間になったら配布終了と。

「ですね、道路の使用許可で時間が決められてますから、そこで作業は終了。 だいたいその場で担当者から給料をもらって、受領書の名前と住所を書いて印鑑を押したら、そのまま現地解散。 以前は時間内にノルマを達成するため、配布しないでダンボールごと捨ててしまったり…なんてことがあったようですが、今は大半の業者はノルマを設けてないと思います。 複数人のチーム編成で配るんですけど、デキる人との組み合わせの時は終了予定時間より早く終わることも多いです。 こういう日は、僕らの間ではその人を“ラッキーさん”と呼んで崇めています(笑)」

──ティッシュ配りならではの苦労は?

「休憩時間を除くと屋外で一定の時間立ち続けて、『どうぞ~』『お使いくださ~い』など通行中の人に声を掛け続ける地味な肉体労働ですよ(笑)。 暑い夏は熱中症との戦いだったり、配布物の入った重い段ボールを運んで移動とか見た目よりは疲れます。 なかなか受け取ってもらえないと“落ち込み疲れ”も。 『ジャマだ!』とか文句を言われることだってありますから。 逆に『ご苦労さん』なんて言われるだけで疲れは軽減しますね~」

試験監督スタッフ(試験官)のお仕事解説⇒

  • 高校、大学などの模擬入試、TOEICや英検、各資格取得のためのテスト等々…これらのお手伝いをするのが“試験監督”のバイトです。
  • 具体的には、「注意事項の説明」「問題と答案の配布と回収・整理」「顔写真と試験を受けている人の照合」「試験中の監視」が主な仕事。 さらに簡潔にいうと、テストを始める前に説明を行い用紙を配って終了時間を待つだけ。 試験中に受験者からサポートを求められることもあるが、自分で判断がつかないことは、担当者に報告・相談すれば済む。
  • 楽な単発バイトの代表格とも言われ、特別な資格や体力、スキルをほとんど必要としない。 誰にでもできる仕事なので楽して稼ぎたい人の応募が多く倍率は高い。
  • 求人媒体から採用会社のホームページに至るまで、様々なサイトで随時募集が出ていて、例えば、英検やTOEICなどのように頻繁に試験が行われている場合は、運営会社に応募するのが狙い目。
  • 採用されるためには、まず募集企業が行う登録会や説明会への参加を求められることが多い。 よほど服装や態度に問題がなければ、応募をしたら説明会を経て、エントリーシートによる選考、そして即採用が大半である。 個別面接や数時間に及ぶ研修などはほとんどない。 登録が済めば、あとは都合の良い日時や場所を選んで、電話やメールで勤務申請をする流れだ。
【File:03】笹岡さん(27歳)

(プロフィール)
千葉県出身。西船橋の実家暮らし。
商業高校卒業後、東京の私大へ進学するも就職もせず現在はフリーター。 友人の経営する居酒屋でのアルバイトをメインに、複数の単発バイトで食いつないでいる。 ゆえに単発・短期のアルバイトには詳しいという。

──“試験監督”というと、真面目でお堅い人じゃないと出来ない(採用されない)イメージがあります。

「各種試験を受けたことがある人なら想像がつくと思いますが、仕事は試験会場にいる担当者です。 何ら難しいことはないし、資格も不要で誰でも出来るバイトですよ。

──1日の仕事の流れは?

「指定された時刻に会場へ集合して当日の責任者から1日の流れや注意事項に関しての説明を受けます。
その後、マニュアルや問題用紙などを持って担当会場に向かい、黒板に時間割や注意事項などを書いて準備をします。
受験生が揃ったところで諸注意などを説明、試験開始後は会場全体に目を配る。
テストが終わったら、解答用紙を回収し記入漏れや枚数のカウント。 すべての試験が終わり次第、受験生が会場を出るのを待ってから片づけや忘れ物チェックなどをして勤務は終了です。

──それでバイト終了ですか?

「ほぼこんな感じでホントに楽なバイトでした。
それでいて高時給(1300円)だったので人気バイトってのも頷けます」

──時給1300円!結構いいですね。

「報酬は試験によって違いますが、時給1200円~1300円日給1万円程度が相場ですね。 給料は現地で日払いもありますけど、数日から数週間後に口座へ振込みが基本です」

──試験監督バイトの注意点とかはありますか?。

「特にないですが、試験会場の雰囲気を崩さないように、服装や見た目のルールは厳しいです。 スーツやジャケットを用意して清潔な身だしなみには注意が必要ですね」

──特に必要な資格はなし、勤務中もほとんどやることがなく疲労感やストレスもない…良いこと尽くしじゃないですか。

「だから採用倍率の高い人気のバイトなんですよ。 仕事の性質上、勤務日は週末に集中するので、大学生などがメチャクチャ応募してきますから。 自分みたいなフリーターとか時間に融通が利くのであれば、平日を中心に申請を出すとより早くより多くの試験官バイトを見つけられるかも…。 いずれにせよ求人を見つけたら積極的に応募をすること重要ですね」

(ライター:橘美琴)