フリーターが倉庫の軽作業、ピッキングのアルバイトを体験!

フリーターが倉庫の軽作業 男性高収入求人ドカント、ピッキングのアルバイトを体験!

■「資材搬入」の日雇いバイトはどうなった?

先日、バンドマンのヤスオに連れられて行った“資材搬入の日雇いバイト”は、高額な日給を日払いでもらえるという、“万年金欠状態”のオレにとっては文句ナシの仕事だった。

しかし、長らく続けていた“ニート暮らし”で鈍り切った体が持たなかった。
今までに経験したことがないレベルの筋肉痛に、働く意欲もすっかり失われベッドから這い出るとこが出来なくなった…。

結局、そこで働いたのは一度きりとなり、瞬く間に所持金は底をついた。
とはいえ、実家に寄生する“ニート稼業”のご身分である。
実家でジーっとしていれば食うには困らないワケだが、毎日家でゴロゴロしていると親の顔が日に日に険しくなっていく。

まずは急場しのぎに“日払い”のバイトでも探してみるか…。

■求人サイトで「日払い・高収入」の仕事を探すも…。

早速オレは求人サイトで気になる条件を選択して仕事の検索をしてみた。
日払いあり日給1万円以上高収入…で…検索!

すると目移りしてしまうぐらいに数多くの求人がスマホに表示された。

資材搬入・仕分け・梱包・警備・引っ越しなどのパワフルワーク系の求人
コンサート設営スタッフ・コールスタッフ・撮影現場のエキストラなどの求人。
果てはガールズバーの男性スタッフといったナイトワークまで…。

この中から一つの仕事を選ぶなんて、優柔不断のオレには出来そうにない。
しばらく思案した後、ここは再度“日雇いバイトのプロ”、ヤスオに相談してみることに決めた。

求人サイトで「日払い・高収入」の仕事を探すも…。 男性高収入求人ドカント 早速ヤスオに電話を入れてみた。

「相変わらず日雇いバイトやってるの?」
オレが言うとヤスオは答えた。

「おう、昨日は朝から深夜まで2つ現場を回ったよ。 日給1万6千円。 なかなかハードだったけどやっぱり稼げるよ。また一緒に行こうぜ」

「いや…オレ力仕事には向いてないってよく分かったよ…。もうちょっと“楽な仕事”ってないのかね?」

ヤスオはフッと鼻で笑いながら言った。
「じゃあ“ピッキング”にでもやってみれば?」

「ん? ピッキングって鍵を開けちゃうヤツ? おいおい空き巣はさすがに勘弁してよ、犯罪じゃねーかよ!」

「バカ、そのピッキングじゃねえよ! 俺が言ってるのは“倉庫の作業”だよ。 その中の?ピッキング”っていう仕事のこと」

■倉庫内作業、そしてピッキング、その仕事内容とは?

倉庫内作業、そしてピッキング、その仕事内容とは? 男性高収入求人ドカント
“倉庫内作業”には、以下のような様々な業務があるという。

荷下ろし・積み込み
倉庫に商品を積んだトラックが到着した際に、商品の“荷下ろし”を行う。
また倉庫から出荷する際にトラックへ商品の“積み込み”を行う。
仕分け
トラックから荷下ろしされた商品を選別して、倉庫内の決められた場所に保管する仕事を“仕分け”という。
また次に説明する“ピッキング”によって集められた商品を検品・梱包した後、配送先に応じて分類するのもまた“仕分け”と呼ばれる場合がある。
ピッキング
伝票や指示書、また最近では“ハンディ”などと呼ばれる端末を使って、倉庫に保管されている商品を出荷のためにピックアップする仕事を“ピッキング”という。
ピッキングは具体的に2つの方式があり、倉庫内の各商品の保管場所を回って商品を集めてくる“摘み取り”方式、ベルトコンベアで運ばれてくるカゴや段ボールに商品を入れていく“種まき”方式がある。
検品
ピッキングした商品を梱包・配送する前に、注文品や注文数に間違いがないか、また商品に不良品がないか等をチェックする仕事を“検品”という。
梱包
商品を定められた緩衝材・ビニール等で包んで段ボールに入れるなど、出荷・配送出来るようにする仕事を“梱包”という。

「へー、倉庫の仕事っていっても色んな内容があるんだ…その中でも“ピッキング”の仕事がオススメってこと?」

「そうだね、倉庫によっては仕事が分業されていなくて、いくつかの仕事を掛け持ちでやる場合もあるんだけどね。 “荷下ろし”“積み込み”もやらされると結構な重労働になる。 しかも扱ってる商品が重かったりすると、メチャメチャ体がキツイ…。 まぁ俺の経験値の中から楽そうな仕事を選んでやるよ」

「あ、ありがとう…」
やはり持つべきモノは友である。

■さっそく面接!とっとと登録!!

「それじゃあ、これから電話して面接を受けてきなよ」
「えっこれから? でも履歴書とか持ってないし…」
と、そこで先日の“資材搬入”バイトの面接を思い出した。

「もしかして、この前と同じ感じ?」
「そうそう、即日面接&即日採用。 まだ面接時間だから行ってきなよ」

ヤスオが言うには、今回の仕事も登録制で、面接といっても15分程度、連絡先の記入や簡単な仕事の説明を受けるだけ。 そしてよっぽどのことが無い限り採用となるという。
その後に会社からメールやLINEなどで、各現場の募集内容が送られて来る。
そして、その中からどの現場で仕事をするかを自分で決めて返信する、ということである。

「どの現場に行くかは俺が決めて連絡するから、明後日あたりに行こうぜ!」

こうしてオレはヤスオと一緒に、倉庫作業・ピッキングのバイトに挑戦することになった。

■いざ、倉庫バイトのへ!ピッキングの仕事!!

面接から2日後の朝8時30分、オレはヤスオと共に、指定された海沿いの駅に到着した。
仕事現場の倉庫までは会社のマイクロバスで移動する。
その降り立った駅前広場は、オレの住んでいる下町の私鉄沿線とは大違いで広々としていた。
バスが走っていく道幅も広く道路沿いには工場や倉庫とおぼしき“巨大な建物”が立ち並んでいる。

サティアンレベルじゃん…」
正直、オレは今日働く現場の“倉庫”について、家の近所にある町工場よりもちょっとデカいくらいのもんだろ…程度に想像していたのだが、どうやらスケールが違うようだ。
果たしてバスは、階数こそ高くはないが?広大な建物”の敷地に滑り込んでいった。

到着した倉庫は新しい建物で、とにかくドデカいスペースに圧倒される。
そして、そこにはズラーッと商品を収納した棚が整然と並んでいる…壮観だ。

倉庫というと、もっとゴチャゴチャして薄暗いところをイメージしていたのだが、それとは大違いのクリーンな環境である。
そして驚きなのは、これだけの広さにもかかわらずしっかり空調が効いていることだ。
「涼しー」いざ、倉庫バイトのへ!ピッキングの仕事!! 男性高収入求人ドカント

■仕事現場の倉庫は快適な巨大空間!

「こりゃあ快適だわ~」
そう呟くと、ヤスオはウインクしながらオレの耳元で囁いた。

「だろ?ちゃんと選んでやったんだよ」

後で聞くと、倉庫によっては空調設備が整っていないところもあるらしい。
夏場の暑い日なんかは相当にキツいという。
逆に、冷凍食品などを扱う冷凍倉庫の現場もあるらしく、マイナス十何度の世界…。それもまたキツそうだ。

そうこうしているうちに倉庫作業の担当者がやって来て、今日の仕事の指示を出す。

“専用の端末を使って、指示された商品をカゴにピックアップする”
“ピックアップが終わったら、そのカゴを決められた場所に運ぶ”

この作業を繰り返し行うのだ。
これはいわゆる“摘み取り”の仕事方式だ。

そして9時10分、仕事スタート。
各自がピッキング作業に取り掛かる。
いきなり一人での作業になるので、最初は端末の使い方もおっかなびっくりだ。
しかしそれも今時の親切設計なのですぐに慣れる。
その端末の表示に従って、商品が保管されている区画にカートを押していき、定められた数の商品をカゴに入れていく。
ピックアップしていく商品は、化粧品日用雑貨など、ごく軽いモノが多く肉体労働といったレベルではない。
体力を使う作業ではないので、?女性”の姿も数多く見かける。

■仕事のノルマは・・・?

仕事のノルマは・・・? 男性高収入求人ドカント

とにかくピックアップする商品の数は膨大で、知らない品物も多い。
アイデア商品みたいなモノを手に取ると、『何だコレ?』とついつい見入ってしまう…。

こんな風に余裕があるのも、今回のピッキングの仕事には“ノルマがない”からだ。
同じピッキングの仕事でも、厳しいノルマが課される現場もあるという。

とはいえ、ただでさえ未経験で動きの遅いオレがノンビリと仕事をしていたら、さすがに怒られそうなので、気を引き締めて早足で倉庫内を動き回った。
そうこうしているうちに、午前中の3時間はアッという間に過ぎ昼休憩を迎える。

■学生から40代・50代まで、幅広い世代が活躍中。

オレとヤスオは倉庫内にある休憩室で休憩を取った。

「力仕事もなくてエアコンも効いてるから、良い現場だよ」
「だろ? きつい現場じゃないから女の子も多いしな」

そう言われて、改めて休憩室を見渡してみると…。
学生っぽい若い男女
40代~50代と思われる中高年のオジサンやオバサン。
浅黒い顔色で国籍不明な外国人労働者の方々。
金髪ロン毛に髭ピアス…のオラオラ系な男性もいる。
実に多種多様、様々な年代の人々が集まっている…。

ヤスオは言う。
「これだけ幅広い年代の人達が働いてるのは、この現場の環境が良いってのもあるけど…まあ未経験の人でもスグ働ける仕事だし、勤務日も自由に選べるから自分の都合に合わせて仕事が出来るのが大きいと思うよ。 土日も稼働している会社が多いから、副業Wワークにも向いてるからね」

なるほど、こんな風に世代や性別を超えて人が集まるのには、それだけの理由があるワケか。
そうこう話しているうちに1時間の昼休憩が終了。 午後の仕事が始まった。

■午後に入り仕事に慣れてくると…。

午後に入り仕事に慣れてくると…。 男性高収入求人ドカント 午後も引き続き倉庫内を歩き回ってピッキングを続ける。
午前中は初めての仕事ということで緊張していて感じなかったが、午後になるとその繰り返し作業の単純さに“慣れ”を感じてきた。
こうなってくると人間勝手なもので、だんだんと仕事が“退屈”になってくる…。

そして午後3時、30分間の休憩が入る。
その後も延々とピックアップ作業を繰り返す…。

一度作業を退屈だと感じてしまうと、途端に時間が進むのが遅く思えてくる…。
また倉庫の中をずっと立ちっぱなしで歩き回っているうちに、だんだんと足が疲れてきた。
いったい今日一日で何万歩を歩いているのだろう…。

そんな事を考えながら黙々と仕事を進めているうちにやっと午後6時となり、この日の仕事が終了した。

■残業すると日給1万円越え!だが…。

業務終了のアナウンスが倉庫に流れる。
その後、担当者が「残業できる人いませんか~?」とバイトスタッフに声を掛けてくる。

「どうする? 残業すれば日給1万円以上貰えるぜ。 俺はこれから別の現場に行くから無理だけど…」
「んー、オレもいいや…」
今日このまま残業したら、きっとオレはこの仕事が嫌いになる。
そんな予感がして残業はパスした。

今回のピッキングのバイト…。 少々退屈だったが、環境も良いし体力的には非常に“楽”だった。
給料が“日払い”なのも魅力的だし、当座の日銭稼ぎには良いかも知れない…。

オレは電車のシートに浅く座り、すっかり暗くなった車窓を眺め続けた。

■ピッキングバイト・給料や待遇は?プラス面マイナス面

【倉庫内作業(ピッキング)バイトの給料・待遇】
日給9,000円
勤務時間9:00~18:00 (実働7時間30分)
残業可能 ※残業すると日給1万円以上になる。
交通費一部支給(500円支給)
日払い可(基本は勤務日の翌々日に銀行振込)

倉庫内作業(ピックアップ)バイトのプラス面・マイナス面

【プラス面】
仕事は単純作業で未経験でも可能
ピッキングの仕事は、商品をそれぞれの保管場所から集めてくる作業の繰り返し。
比較的単純な作業で、特別な知識やノウハウは必要なく、未経験者でも問題なく働ける。
『軽作業』の割に高収入
ピッキングの仕事は、その倉庫が扱っている商品などにもよるが、特に体力が必要なワケではなく「軽作業」に分類される。
しかし、その割には比較的に給料は高く、残業や複数の現場での勤務で?日給1万5千円以上”を稼ぐことも可能である。
またフォークリフトの免許を持っていると時給がアップする場合が多い。
煩わしい人間関係なし
ピッキングの仕事は基本的に一人で黙々と行う仕事なので、対人関係が苦手な人、職場内の人間関係が煩わしいと思っている人でも大丈夫。
勤務日・シフトが自由に選べる
1日のみの単発勤務でもOKな現場も多く、勤務日を自由に選ぶことが出来る。
また勤務時間についても複数のシフトが用意されていたりと、自由度は高い。
服装・髪型など自由
仕事の際の服装については、動きやすくて汚れてもいい服であれば問題なし。
また髪型も自由で、金髪・ヒゲ・ピアス・タトゥなどの服務規程についても自由度が高い場合が多い。
【マイナス面】
最低限の体力は必要かも…
軽作業に分類されるピッキングの仕事。しかし基本的に仕事中はずっと立ち仕事で、商品をピックアップしながら倉庫内を常に歩き回ることから、最低限の体力はやはり必要となる。
『空調』がない場合はキツイ…そして冷凍倉庫も…
温度によって品質が左右されない商品を扱う倉庫には、空調設備がない場合も多い。
そのような倉庫で働く場合は、夏場や冬場はかなりキツイ環境となる。
特に夏場については充分な水分補給が必須になる。
現場によっては重労働やノルマも…
現場となる倉庫が、酒類や米、家具などの重い商品を扱っている場合は、必然的にピッキング作業でも重い商品を持たざるを得なくなる。
またピッキングの仕事でも、現場によっては他の倉庫作業も併せた業務となる場合もあり、トラックからの?荷下ろし”や?積み込み”なども行う場合はかなりの重労働となる。
また、現場によっては?ノルマ”を課される場合もあり、そのノルマの厳しさによっては相応のプレッシャーが掛かることになる。
単純作業ゆえに「飽きやすい」傾向も…
先にも記したようにピックアップの仕事は、単純作業の繰り返しで未経験者でも取り組みやすい。
しかしその反面、慣れてしまうとその単純作業が退屈に感じられ、飽きてしまうかも知れない…。

[ライター]フリーター虎次郎 男性高収入求人ドカント[ライター]フリーター虎次郎

気ままなバイト生活を送る、とある男の物語。
オレの名前は、トラジロウ。
といっても「男はつらいよ」の“寅次郎”ではなく、一字違いの“虎次郎”。この名は「男はつらいよ」の熱狂的なファンだった父と、大阪生まれで「阪神タイガース」をこよなく愛する“虎党”の母によって命名された。
そんな有難い名前を頂いたオレは、すくすくと“虎党のフーテン”に成長する。
ただし“寅さん”の時代のように、境内でバナナの叩き売り、なんてシノギがある訳なく、そこは現代流、求人サイトを時たま覗く気ままなフリーター稼業。
そんな“寅”ならぬ“虎”の仕事日記。よろしくおたのみ申します。