■違法風俗店・悪質風俗店は存在します!
未経験でも月給30万円スタート、店長になれば年収1千万円も可能……風俗店スタッフは高収入な職業の一つです。
しかし風俗店のなかには、違法行為を働いていたり、悪質な風俗店も存在しています。
そのような店舗を仕事先として選んでしまうと劣悪な条件で働かされたり、場合によっては警察の取り調べを受ける事態にもなりかねません。
そこで、今回は“こんなお店で働いてはダメ!”という主旨で、違法店・悪質店の見分け方を紹介します。
■「風営法」の届出をしていない!
- デリバリーヘルス、ソープランド、ファッションヘルス……
風俗店は、『風営法』(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の規制下にあり、それぞれ各都道府県の公安委員会に『届出』(性風俗関連特殊営業の届出)をしています。届出をしていないお店は無届店として摘発の対象となり、経営者はもちろん、従業員も逮捕や取り調べの憂き目に合います。
そんな違法無届店を見分ける方法は……店舗で届出確認書をチェックすることです。
なぜなら、風営法により届出確認書は営業所内の見やすい場所に掲示することが義務付けられているからです。
届出確認書が見つからない場合は、たとえ店長がどのように言い繕おうが違法無届店の可能性が高くなりますので、しっかりチェックしましょう。 ■違法行為をしている!
- 風営法のもとで届出をしている風俗店でも、違法な活動をすればいずれ摘発されます。
そのようなお店で従業員として働くことは絶対に避けなければなりません。
違法行為の代表例を紹介しましょう。 ●18歳未満の未成年を働かせている!
- 風俗店は18歳未満の未成年が利用することはできません。
また、店舗が18歳未満の女性や男性を雇用することも禁じられています。風営法の届出店であっても、この原則に従わないお店は摘発の対象になります。
また雇用の際にしっかりとした年齢確認をせず、結果的に18歳未満の人材を雇用した店舗も違法行為と見なされます。 ●客引き(キャッチ)をしている!
- 風俗店において、客引き行為(キャッチとも呼ばれる)は風営法や迷惑防止条例で禁止されています。店先や路上で客引きをしているお店は違法店に他なりません。
そのような店舗に勤務して店長や上司の指示のもと客引き行為をしていると、店長だけでなく客引きをしていた従業員も逮捕されます。
では、どこまでが客引き行為に該当するのか?と疑問に思われるでしょう。
客引き行為とは……
“道路などの公共の場で、特定の人に対して、立ちふさがったり付きまとったりして、お店に誘う行為”
したがって、店先などで「いらっしゃいませ~」などと不特定の人に対して声をかける呼び込みは、客引き行為に該当しません。また、公共の場で女性に風俗業の仕事に勧誘するスカウト行為も禁じられています。
●ボッタクリをしている!
- 男性客に不当な高額料金を請求するボッタクリ行為をしているお店も、いわゆる「ぼったくり防止条例」などにより摘発の対象となります。
ぼったくりをしているお店では、当然のことながら店側と男性利用者側で不穏なやり取りが常に起きています。このような違法店は避けなければなりません。
例えば、基本料金を安く設定しているが、風俗嬢が服を脱ぐ、マッサージをする、など細かな行為で都度1万円などの高額な追加料金を請求する、いわゆるタケノコはぎの手口は有名です。
また最近では、客引き(キャッチ)が道行く男性に「AV女優と遊べますよ」などと声をかけ、レンタルルームに誘い込み、実際には似ても似つかぬ女性を派遣し「キャンセルするなら10万円払え」と脅迫するような悪質な手口も増えています。
●違法労働を強要される!
- 従業員に労働基準法に反した違法で過酷な労働を課す風俗店も避けるべき悪質店の一つです。
例えば、労働基準法では以下のように定めています。
“雇用主は最低でも毎週1日、もしくは4週間を通じて4日以上の休日を従業員に与える義務がある”したがって、週に1日も休みがなく、ましてや休日手当もないようなお店は明らかに違法店であり悪質店です。
そのような店舗で長時間労働を強いられ、1ヵ月の給料を時給換算してみたら最低賃金以下だった……なんてことになってしまいます。 ■違法・悪質風俗店を避けるためには!
- 高収入を夢見て風俗店で働き始めたものの、そのお店が違法行為をおこなう悪質店であった場合、警察からの摘発対象になったり、過酷な条件の労働を強いられたり……などの事態になりかねません。
仕事を探す際には、違法店や悪質店を選ばないことが何より重要となります。
一番確実な方法……手前みそながら『ドカント』で仕事を探してください。
ドカントでは、営業スタッフや専任の代理店スタッフが求人情報を掲載する風俗店に足を運び、営業内容を確認し届出済確認書の提出を必須にしています。
※「届出済確認書」とは、性風俗関連特殊営業の届出をおこなった店舗に公安委員会より交付される書類。
そのため、違法な無届店は事前審査で排除しています。
男性向けの高収入求人サイトは数多くありますが、残念ながら違法店を掲載しているサイトも見受けられます。
また、ドカントでは、応募先の店舗が違法営業をおこなっていたり、掲載されていた内容と実際の勤務条件が違っていたなどの情報提供があった場合は、該当店舗に勧告をし問題があれば即時に掲載停止しています。違法店や悪質店を事前にチェックする方法……もう一つはWebやSNSで情報を検索してください。
応募や面接をする前、に「店名+所在地」や「会社名+所在地」などでWeb検索をしてみましょう。違法店や悪質店の場合は利用者や働いていたスタッフから口コミ情報が書かれていたり、爆サイドットコムでは現役の女性キャストから見たお店の情報が書き込まれています。
それらすべてが真実とは限りませんが、自身で判断する一つの材料になるはずです。 ■それでも悪質風俗店で働いてしまった時の対処法!
- 不幸なことに働き始めた風俗店が違法行為をおこなう悪質店だったら……
そんなときの対処法、それはズバリ、すぐに辞めることです。
通常、仕事を辞める際には、その旨を意志表示する予告期間が法律上定められており、契約期間が定められていない場合は2週間前となっています。
また会社側が就業規則で予告期間を定めていることもあり、その場合は1~3ヵ月前のケースが多いです。しかし、運悪く予告期間の間に働いている悪質店が摘発され、従業員にも被害が及ぶかもしれませんし、またその期間に過酷な労働で体を壊してしまうかもしれません。
店側から、あの手この手で引き止められることも多いですが、相手は違法行為をおこなう悪質店ですから気に病む必要はありません。速やかに退職しましょう。
最後に、ほとんどの風俗店は法令順守のうえ、健全に運営しています。
一部の違法・悪質店に関わることなく、風俗業界で高収入ライフを目指してください。