風俗店(デリヘル)の男性スタッフの採用基準について!現役幹部に聞いてみた!!

■ここは都心の繁華街。とある雑居ビルで営業するBAR

深夜3時という時間にもかかわらず、店は仕事終わりのナイトワーカー達で賑わっていた。

「あっ、お久しぶりです」

とカウンター席から立ち上がって礼儀正しく挨拶をしてくれた男性が、今日待ち合わせていた松嶋氏だ。
彼は、齢34にして都内数か所でデリバリーヘルスを運営する会社の幹部を務めている。

彼とは、二ヵ月に一度くらいの頻度でこの店で顔を合わせる“飲み友”であると同時に、ライター稼業の私にとっては、その時々に風俗業界で流行している業種やプレイなどのネタを教えてくれる“情報提供者”といった存在でもある。

■彼の職業は…、デリヘルグループの幹部社員。

今夜も、世間話のついでに最近の風俗業界事情を聞かせてもらおうと思っていたところ、松嶋氏の方から問いかけがあった。

「誰か知り合いに仕事探してる人居ませんか?」

「今はどの業界もそうだけど、やっぱり風俗業界も人手不足なんですか?」

「なかなか良い人材が集まらないですね、面接でお断りするケースも多いですよ…」

「えっ?風俗業界って“来る者を拒まず”ってイメージがあるけど…」

そういう私に、松嶋氏は笑いながら答えた。

「そんなにガバガバな採用基準じゃないですよ! でも“年齢不問”なので、何ならライターさんどうですか? ウチで働きませんか?」

「いや~、40過ぎのオッサンには無理ですよ~」
とは言ってみたが、確かに私はこれまで風俗店を“職場”として考えたことはなかった。

実際に、風俗店(デリヘル)の男性スタッフはどのような基準で採用されるのだろうか?
デリヘルグループの現役幹部にその“採用基準”を聞いてみよう。

■【年齢不問】風俗店で男性スタッフを採用する基準について

──デリヘルなど風俗店で男性スタッフの応募資格にある“年齢不問”って本当なんですか?

「本当です。この業界は、18歳以上であれば年齢なんて一切関係ありません」

──年齢の上限はない?

「風俗店なので、さすがに70歳以上の方から応募はありませんけど(笑)。 40代や50代の方は普通に面接をしています」

──実際に40代や50代の中高年も採用されますか?

「採用しています。 むしろ若い男性より、40代既婚者とかお子さんがいる人の方が責任感を持って長く働いてくれるので歓迎してますよ」

なるほど、中高年のオッサンでも採用してくれるのか…。
世間では、20代の若者層は就活環境も空前の売り手市場となり、有効求人倍率もバブル期を超えた、などと言われているが、中高年のオッサン達には依然として厳しい状況で、仕事にあぶれている者も多い。
風俗業界で働く、というのもアリではないか…。
「ただし、誰でも良いという訳ではありませんよ。 40代の方でも若い方でも、きちんと面接をしてその“人柄”を見極めますから」

──やっぱり厳しそう…。

「いやいや、圧迫面接とかではないですよ(笑)。普通にお話をしながら、一般常識の有無コミュニケーション能力をチェックするだけです」

【風俗店(デリヘル)の男性スタッフ採用基準-年齢不問について-】
●18歳以上であれば年齢は一切関係なし。
●人柄を重視。特に責任感のある人(仕事を投げ出さない)を求めている。
●一般常識(社会的マナー)やコミュニケーション能力がある方。

■【学歴・職歴不問】中卒でも高卒でも職歴ナシでも問題ナシ!?

40代や50代、中高年の男性でも年齢で“切り捨てる”といった基準は設けていないということだが、“学歴”“職歴”についてはどうなのだろうか。
一般企業では募集要項の“応募資格”には、“大卒以上”“高卒以上”といった基準が設定されていることがほとんどだが、風俗業界は…。

──風俗店の男性スタッフの採用基準には“大学卒”“高校卒”といった学歴についは?

「全く関係ありません。中卒でも高卒でも問題なしです。 自分もギリギリ高校卒業できたレベルですから(笑)」

──では学校を卒業してから“アルバイトしか経験していない”など、“職歴がない”といった人は?

「全然大丈夫です(笑)。 学歴とか職歴、資格といった条件よりも、やっぱり“人柄”重視です。 そういった書類上の基準でふるい落とされることは少ないです」

──先程の年齢と同じで、履歴書の内容よりも実際に面接した印象の方が大事だと。

「そうですね。大学を卒業している方でも風俗業界を軽く考えているような人はお断りします。 この業界は完全な“実力主義”ですから、“大卒”だとか“○○の仕事をしていた”とかいう“肩書き”でも、実際の現場で役に立たなければ絶対に出世できません」

──なるほど。

「最初は“清掃”など誰でも出来る簡単な仕事から始めますが、そういった基本的で地味な仕事を真面目にコツコツと続けられる気持ちを持っていない人には難しい仕事なんです。 自分よりも何歳も若い上司一回り以上離れた年齢の女の子から指示を出されても、笑顔でコミュニケーションが取れる気持ちを持った人間でないと…」

──“コミュ力”ですね。

「精神的にきつい時もありますが、そうやって我慢して“生き残った”者が高収入を得られるのが、風俗業なんですよ」

【風俗店(デリヘル)の男性スタッフ採用基準-学歴・職歴不問について-】
●大学卒、高校卒などといった学歴は一切関係なし。
●職歴や資格なども一切関係なし。
●履歴書や書面上の肩書きなど関係ない完全実力主義。

■【資格・免許】風俗店の採用基準。持っていたら歓迎されるもの。

年齢、学歴、職歴、資格…一切不問。
風俗店の求人情報でよく見かけるこれらのフレーズが、事実であることは分かった。
風俗店の男性スタッフに採用されるためには、履歴書に書かれた書類上の情報よりも“Face To Face”、面接で実際に顔を合わせて言葉を交わした印象の方が何倍も重要であるというのは、“究極の接客業”風俗というビジネスと相通じるものがあるのかもしれない。

──応募者が持っていたら喜ばれる資格や免許などはありますか?

「自動車免許ですね、“普通自動車運転免許”。 身分証明にもなりますけど、ウチの場合はデリヘルなので、車が運転できる方は優遇しています」

──女の子を送迎したりするから?

「そうですね、基本的には送迎ドライバーを雇用しているので、そのドライバー管理が社員の仕事となるのですが、ドライバーは何人いても困らないので社員が運転できると喜ばれますね」

──他には何かありますか?

「他に…ですか…、資格といったものではありませんが、パソコンやネットに詳しい方や、画像ソフトが使える方は凄い喜ばれますね」

──ホームページや女の子の画像更新とか?

「そうです、今や集客面ではネットやSNS(Twitterなど)の活用が重要ですから。 パソコンに詳しいといっても専門的な知識レベルではなくて、風俗サイトの管理画面を使って情報更新が出来るとか、画像編集ソフトを使って写真を加工できるとか、そんなレベルで充分です」

──そういった作業も男性スタッフが出来るとスピーディーですね。

「新人女性が入店したら時間を置かずにすぐホームページで写真をアップするとか、お客様には凄く喜ばれるので…。 ネットに詳しいとか画像ツールが使える方は絶対に面接でアピールした方がいいですよ。 採用率がグンと高まります」

──最近では女の子の出勤情報などをTwitterで告知しているお店も増えていますね。

「これからはTwitterなどのSNSも使いこなしたり、YouTube動画を活用したり、各種更新作業はより煩雑化していきますから」

【風俗店(デリヘル)の男性スタッフ採用基準-歓迎される資格や免許-】
●普通運転免許の所持者は歓迎される。
●パソコンスキルやネット知識が高い、画像ツールが使える人は歓迎される。
●その知識も専門的なものではなく、未経験者でも研修により学べるレベル。

■デリヘル・男性スタッフの給料や待遇について。

ここまで、風俗店の男性スタッフに採用されるための基準について聞いてきたが、最後に気になる男性スタッフの給料について聞いてみよう。

──デリヘルの男性スタッフ、実際に働き始めたら給料はどれくらい貰えるんですか?

「社員の給料は“月給28万円スタート”です。 その前に最大3ヵ月の試用期間があって、その期間は日給1万円です」

──初任給がその額でしたら良いですね。 でもそれと引き換えに、休みなしで連日長時間、先輩社員に怒鳴られながら馬車馬のように働かされるのでは?

「いやいやいや(笑)。 今時そんなことをしていたら誰もいなくなりますよ! ウチの場合は、勤務時間は1日10時間(休憩2時間)隔週休2日制です。  確かに労働時間は長いけれど、長期休暇も取れますし福利厚生面でも充実していますから」

■月収100万円オーバー!? 店長になるとその収入は?

──店長や幹部になると“月収100万円オーバー”とかよく聞きますが…。

「幹部や店長になると、“基本給50万円”にプラスで売上の歩合が付きます。 店長だと歩合も合わせて月収100万円近くはもらっています。 だから“年収1千万”プレイヤーですよ」

──すごい。一体店長になるには、どのくらいの期間がかかるんですか?

「それはホント、お店によってマチマチで…。 ウチのデリヘルでは“3年くらい”かなぁ…。店舗型よりはデリヘルの方が新規出店するスピードが早いですけど…」

──3年で年収1千万円に手が届くっていうのは魅力ですね、しかも年齢、学歴、職歴不問。そんな業界なかなか見当たらない。 店長を目指すにあたって必要な資質とかはありますか?

「風俗業界は年齢・学歴・職歴・経歴など一切不問で、一般企業よりも採用基準が緩いですから、結果として色んな人間が入ってきます。 その中には“社会的常識が欠如”した人もいます…。 時間を守る(遅刻をしない)といった社会人として当たり前の決まり事が出来ない人も多いですし、目上のスタッフやお客様に敬語が使えないとか…」

──それは困りますね。

「社会人としてのマナーが守れて、我慢強く仕事が出来る方なら、きっと昇格するチャンスが廻って来ます。 風俗業界ってスタッフの入れ替わりが早いんで…」

──なるほど、採用基準が緩いからこそ、当たり前の事をコツコツこなして、とにかく仕事を続けろと…。

「後は“コミュニケーション能力”です。 風俗店って女の子という“人間”“商品”になる特殊な商売なので、彼女達がちゃんと仕事に向き合ってくれるかどうかでお店の売上が変わってきます。 だから彼女達と常日頃からコミュニケーションを取ることが大事なんですよね。 女の子から『あの人に相談したら大丈夫』みたいな存在になったら占めたもので、そうやって女の子達に頼られるようになったら、おのずと店長への道が拓けてきますよ」

(ライター:JSR)