学歴・資格関係なし。男性が稼げる仕事ランキング!2/4【キャバクラ】

学歴・資格関係なし。男性が稼げる仕事ランキング!2/4

■東京都の中規模企業で働く男性の平均月給は?

2019年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)によると、東京都の中規模企業で働く男性の平均賃金(月給)は、20代で221,800円、30代で290,800円と報告されている。
・20~24歳:205,800円
・25~29歳:237,800円
・30~34歳:274,000円
・35~39歳:307,600円

もちろん会社の規模が大きくなるほど収入は高くなる傾向にある。

■“いざとなったら水商売”は、男性にも通じるのか?

「女はいいよな~、いざとなったら水商売で働けば良いし~」

未だにこんな物言いをする情けない男性陣は多い。
そもそも女性をバカにしているし、水商売のことも舐めている発言である。

テレビやマスコミは、キャバクラなどの水商売を取り上げる際に、
『月間ウン千万円を売り上げるキャバ嬢』だとか、
『キャバ嬢が教える男を手玉に取る方法』といった、
簡単に男性を騙してお金を稼いでいるようなマイナスイメージを植え付けているものもその要因の一つであろう。

確かにキャバクラやクラブを訪れる男性客は、数時間で3万円~5万円、お店によっては10万円以上の大金をお店に落としていく。

そして、求人サイトを覗いてみても、キャバ嬢たちのお給料は、時給3000円~時給5000円などで募集されている。
大きなお金が動いている業界なのは間違いがない。

そこで、次にドカント編集部がお話しを聞いてみたのは、小向さん(31歳)
ピンストライプのスーツを着こなし、髪型もツーブロックの七三分けでキマッている。
都内の某繁華街にあるキャバクラでマネージャー職を勤めている方だ。

はたして、男性にとっても、仕事場としてのキャバクラは稼げる職業なのであろうか。

■男性が稼げる仕事2位…キャバクラ・男性スタッフ(ボーイ・黒服)

「今の店は働き始めてから1年半位ですけど、水商売歴は10年近くになります」
小向さんは現在のキャバクラでの仕事について応えてくれた。

★キャバクラスタッフ(ボーイ・黒服)の求人情報
【資  格】学歴・職歴・資格など一切不問 ※未経験者も歓迎
【勤務時間】16時30分~翌1時
【休  日】週休1日~2日
【待  遇】社員寮完備・社会保険完備・食事付き
【仕事内容】
開店準備、フロアレディ(キャバクラ嬢)の出勤確認。
オープン後はお客様への対応やウエイター業務を担当し、閉店後は清掃作業などを行う。
自分が担当しているフロアレディへ接客の指導やアフターケアも行う。
経験を積み、幹部スタッフになると“付け回し”業務も行うようになる。
※付け回し…フロアレディをどのお客様のテーブルで接客させるかを指示する業務で、お店の売上を左右する大切な仕事。【給  料】
月給30万円スタート ※日払い可能
自分が担当するフロアレディの売上に対する歩合が支給される。
“幹部候補”“店長”に昇格すると、月給40万円~50万円以上に昇給する。
店長クラスになれば、歩合も含めて年収1000万円以上も可能。【収入例:月】
月給38万円+歩合給
※役職:正社員・マネージャー(勤務歴:1年6ヵ月)

「僕ら黒服の仕事はこんな感じです。店長クラスまで昇格すれば、年収1000万円も現実的な給料額ですから、学歴や経歴なんか関係なく稼げる仕事です」

■“キツイ厳しい怖い”といったイメージを払拭するために…。

――小向さんが働いているお店Aは業界では有名な人気店ですから、他店と比べても給料や待遇が良いのでは?
「いや、色んなお店で働いて来ましたけど、だいたいどのお店もスタート月給は25万円から30万円の間でした」

――新人スタッフでも25万~30万円!やっぱりキャバクラ業界って景気が良いですね。

「でも最近では男性スタッフの集まり(求人)が弱くなってるんですよ…。
水商売に“キツイ厳しい怖い”みたいな悪いイメージがあるのかな、とも思ってますけど…」

――確かにそういった印象を持っている若者も多いかも知れませんね。

「だから多くのお店では、女性キャストと同じで、男性スタッフにも“1日体験入店”で実際にお店の雰囲気を感じてもらって、仕事を決めてもらうシステムを取り入れてますね」

――男性スタッフにも、まず1日アルバイトをしてもらって現実のキャバクラの仕事を知ってもらうということですね。

「そうですね、そこで一緒に働くスタッフや女性キャストと接してもらったり、どんなお客様が来店するのか自分の目で見てもらいます。その上で働けそうだと思ったら入社してもらうって感じです」

――無理だと思ったら次から来なくても問題はない?

「もちろんです。1万円~1万5千円程度のその日の給料は全額日払いですから、ダメだったら次から来なくてもOKです(笑)」

――正式に入社すると、固定給制になりますよね?

「はい。ウチの場合は月給30万円スタートです。その後はチーフやマネージャーに昇格すると給料もアップするシステムです」

――固定給がしっかりしてるのは今の若い人達には向いてるかも…。でも仕事内容が煩雑で大変そうなイメージがありますね。

「確かに、開店作業や接客業務など最初は大変だと思いますが、単純な仕事内容なのですぐに慣れてきます。それより“遅刻をしない”とか“挨拶をする”とか社会人として基本的なことが大切です」

――まずは時間を守れ!と。

「とはいえ、キャバクラはなんと言っても女の子が“命”なので、キャストの管理が最重要任務ですけどね」

■お店の“命”、女性キャストの管理はどうするの?

――女性キャストを管理する仕事はどのポジションから担当するんですか?

「ウチの店の場合は、“チーフ”からです。平社員の次の役職からキャストの担当になってもらいます」

――そうすると、女性キャストの売上から歩合がついたりするんですか?

「そうですね、役職によって歩合給の割合は変わりますが、自分の管理するキャストの売上や、お店に女の子を紹介した時にも歩合給がもらえます」

――そりゃあキャストの出勤管理も真剣になりますね(笑)

「超真剣です(笑)。自分の給料もさることながら、キャストをより多く揃えるお店が盛り上がりますからね」

――小向さんも、結構な歩合を稼いでいるんですか?

「毎月の固定給が38万円で、歩合はだいたい15万円~20万円の間位ですね」

――ゲゲッ!31歳で月収50万円から60万円の給料ですか?

「その他にも皆勤手当や家族がいる人には家族手当なんかがな付いたりしますね。自分でこの位の給料ですから、店長になると月収100万円以上で、年収1000万円とか普通にいきますからね」

■女性キャストのメンタルケアも大切な業務!

――やっぱり稼げる業界ですね。でも女の子のメンタルケアなんてしてると結構仲良くなっちゃたりして、いつの間にか男女の関係に…、とかありますか?

「それは業界用語で“風紀”といって完全御法度です。ウチの店でも解雇&罰金100万円のペナルティー扱いですね」

――そりゃそうですよね(笑)

「ぶっちゃけちゃうと、お店によっては“風紀もOK”みたいなとこもありますよ。やっぱり若い男と女なんで、女の子の仕事の悩みやプライベートの問題なんかを親身になって聞いてあげてるとね…。実際キャストと付き合ってる男子スタッフなんてメチャメチャ多いですから(笑)」

――いや~、ある意味夢がありますね~。

「逆に、男女の関係になって女の子をコントロールする“色恋管理”を推奨してるお店もあるくらいですから。風紀もお店に“迷惑を掛けなければOK”ってトコも多いのが現実ですね」

――お金と彼女をダブルゲットできるかも!

「いやいや、最初からそんな考え方だと仕事は続かないですよ(笑)」

■まとめ

華やかなドレスを身にまとい、妖艶な色香を振りまく美しい女性達…。
お互いの太ももが接触する距離で水割りを作ってくれる女性達…。
世の男性でキャバクラを嫌いな人などいるのであろうか(いや、いるまい)。

そしてまた、男性が働く職場としてもキャバクラは魅力的なものであった。
スタート月給が25万円~30万円、順調に昇格すれば1年~2年程で月給50万円以上を得られる仕事なんてそうそうあるものではない。
また固定給が保証されているのも安心なポイントである。
そして社会保険も完備され福利厚生面もしっかりしているし、社員寮まで提供される。

まさに良い事ずくめだと思ってしまうが…、さすがに世の中そこまで甘くはない。
その仕事内容は中々大変そうである。
小向さんもインタビューで述べていたが、お店の“命”“女の子”である。
そして同じ位に大切なのはお店に大金を払ってくれる“お客様”
男性スタッフのヒエラルキーは低い。

女の子>お客様>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>男性スタッフ

こんな感じである。
男性の新人スタッフは入店してから数ヵ月間は、いわゆる“パシリ”業務が続くことになる。
まずはそれに耐えられるか…。

女性キャストは店内での接客はもとより、お客様から指名を獲得するために、同伴やアフターなど店外での営業をしたり、ラインやSNSを使ってお客様とコミュニケーションを取らなければならない。
そしてお店では、売上のためにお酒をたくさん飲んだりと、心身ともにストレスが多い。
また、お客様は職場や家庭でのストレスを発散するために来店する。
当然、お酒が介在する接客サービスなので、様々なトラブルハプニングに見舞われることもある。

男性スタッフは、その時々の対応力が問われるのである。
店長や幹部スタッフ達は、男性スタッフ現場での対応力を評価するのだ。

女性キャストやお客様からストレスのはけ口にされても耐えられるか…。
酔っ払ったお客様に絡まれた女の子をどうするか…。
ただしお客様は怒らせてはならない…。
逆に女の子が酔っ払ってしまって仕事にならない時にどうするか…。

そういった時々の対応力を磨ければ昇格への道は開かれるのである。
月収50万円、100万円、年収1000万円…。
さすがに完全歩合のホストのように“月収ウン百万円”とは行かないまでも、男性が裸一貫から稼げる仕事の“ナンバー2”の称号は与えても異論はなかろう。