給料3ケタ!現役キャバクラ店長が語る、売上を伸ばす営業の心得とは!?

【体験談】都内キャバクラ店長 野澤マコトさん(31歳)勤務5年。

スリーピースのスーツをパリッと着こなしたナイスガイの野澤マコトさん(31歳)は、都内の某歓楽街に店を構える人気キャバクラの店長を勤めている。

今回はお店の切り盛りを任されるポジションの野澤さんからお話しを聞きながら、キャバクラの売上を伸ばす営業面でのテクニックや心得などを探ってみました。

キャバクラに限らず、風俗業などの水商売全般に通用するような営業面での取り組み方、これからナイトワークでお仕事を始めようとしている方は参考にして下さい。

■きらびやかな“夜の世界”に憧れてキャバクラへ…。

――野澤さんがキャバクラで働き始めたきっかけは?
「20代の中頃まで酒屋で配送の仕事をしていたんです。得意先にお酒を届ける仕事なんですけど、その中にキャバクラが何軒かあって…。納品する時に覗いてみると、キレイな女の子がたくさんいて華やかで楽しそうだなぁって…。こんな仕事は若いウチにしか出来ないだろって、軽い気持ちで転職しました(笑)」
――きらびやかな“夜の世界”に憧れて、といったところですか。
「そうですね、男性スタッフもいつも高級なスーツで決めていて羽振りが良さそうだったし、一度“水商売”を経験するのもいいなと思いました」
――それで実際に働いてみて、キャバクラの仕事はどうでしたか?
「酒屋の時はキャバクラの雰囲気をチョコッと横目で見て“みんな楽しそうだなー”なんて思っていたんですけど…。自分が入店したキャバクラが“高級店”だったこともあって、身だしなみや言葉遣い、接客態度の指導などが厳しかったんで “こりゃ無理かも”って最初は思ってましたね、女の子とも仕事以外は全然話せないし(笑)」

■必死にお店の舵取りをする幹部スタッフの姿に感化され…。

こうして入店当初はキャバクラの仕事に戸惑いを隠せなかった野澤さん。
しかし働いている中で、必死でお店を切り盛りする店長や幹部スタッフの姿を目の当たりにして、次第に彼らに“憧れ”を感じるようになったという。
「店長や幹部スタッフは、普段は皆一緒に下らない話をしてることが多いんですけど、いざ営業時間に入るとテキパキと“付け回し”なんかの仕事をこなして、まさにお店の“舵取り”をするって感じで、すごくカッコ良く見えたんですよね。だから自分もそうなりたいと思って…」
※付け回し…女の子をどのお客様のテーブルに付けるかを指示する業務。キャバクラの売上を左右する重要な仕事。そこから野澤さんは一念発起して仕事に励むようになり、次々と出世を重ねたという。
「ウチの店の役職は、“ボーイ”“マネージャー”“チーフマネージャー”“店長”、といった順で昇格していきます。マネージャー職から女の子の管理をして、チーフマネージャーになると“付け回し”などの責任ある仕事も任されます」
野澤さんは入店して2年を越えた頃に“チーフマネージャー”となり、その後も順調に売上を伸ばし、勤続4年目に晴れて“店長”へ昇進した。

■現場の“トップ”、店長へと昇格!給料は“3ケタ”へ!

――店長になってみてどうでしたか? 収入もドカンとアップしましたか?
「もちろん店長になると、歩合の率も高額になりますから収入は結構上がります。チーフマネージャーの給料よりは、“1,5倍”くらいは増えました」
――ぶっちゃけ、店長クラスのお給料はどの位なんですか?
「えっと(笑)、そんなはっきりとは言えませんが、“3ケタ”はもらってます」
――100万円オーバーですか! やっぱ稼げますね…。
「でも気苦労は多いですね、売上に対するノルマも厳しいですし…。ボーイの頃は“店長になったら毎日楽しいだろうな~”なんて思っていましたけど、全く逆でした(笑)。」
――店長さんがお店の売上を伸ばすためにやらなければいけない事とは?
「まずは“質の良い女の子”を揃えること、 これに尽きます」
――そりゃそうですね、キャバ嬢がいなかったら始まりませんから。
「他にも接客の内容やお店の雰囲気づくり、営業メールやLINEの送り方、男性スタッフの指導など色々とありますが、売上アップに直結するのは“付け回し”の技術ですね。店長は女の子から“嫌われる”付け回しをやらなきゃいけないんですよ」

■女の子に嫌われても…それが店長の仕事!売上のためには鬼になる!

――“嫌われる”付け回しですか?
「そうです、売上を伸ばすためには、女の子を“平等に扱ってはいけない”んです!」
――えっ、平等にしてはいけない?
「お客様は女の子との出会いを楽しみに来店して下さるので、キャバクラで男性スタッフが任される一番重要な仕事は“付け回し”になります。どの女の子をどのお客様に付けるか…、絶妙なタイミングでお客様のタイプに応じた女の子をマッチングできれば、“本指名”につながったり、“リピーター”になってくれます」
――その付け回しも女の子に平等ではないと?
「そうです。お金を持っている羽振りの良いお客様には、“指名が取れる女の子”をガンガン付けます。例え待機している女の子が何十人いようが、お客様の指名が被ろうがお構いなしです。というのも、自分の頭の中では女の子がランク分けされていて、“太客”になりそうなお客様には上位ランクの女の子を付けるって決めているからです」
――ということは、人気のない女の子はお金持ちのお客様に付くことが出来ないと…。それは怒るんじゃないですか、彼女たちは…。
「もちろん怒ります(笑)。だから自分は上位ランクの女の子以外には、嫌われるんですよ」

■男も女も弱肉強食!それがキャバクラの世界!

――そういうことですか…、何かランク外の女の子達がかわいそう…。
「いえいえ、店の売上アップのためには当然のことです。お金があるお客様が常連となって“太客”になる確率は、“腕のある女の子”を付けた方が明らかに上がりますから、売上のためなら“鬼”になります! 売れない女の子は辞めてもしょうがない! その決断が店長の仕事だと思ってます」
――キャバ嬢に気を使って売上を落とすなんて“アマちゃん”の仕事だと…。
「それに平等に“付け回し”をするってことは、ある意味、指名が取れる売れっ子の女の子から“更に売れるチャンス”を奪うってことにもなりますからね。それで不満を持った人気キャストがライバル店に“引き抜かれて”しまったら、それこそ死活問題です」
――シビアな世界ですね。でも、それだと下位ランクの女の子は、みんな辞めちゃうんじゃないですか?
「そうならないように、マネージャー達が女の子を日々ケアしていますし、自分もマネージャーと情報交換しながら、いざというときはフォローをするようにしています。どのランクの女の子にも、それぞれ役割がありますから大事にしていますよ」
――メチャメチャ面白くて盛り上げ上手なキャバ嬢とかいますもんね。
「そうです。見た目が可愛いだけではトップになれないのがキャバクラの世界なんです。“飲み席”(団体でガンガンお酒を飲んで騒いでいるお客さんのテーブル)に付いたら場を盛り上げて“高級シャンパン”を開けさせたり、空気を読んで仕事の出来る女の子はとても大切です」
――まさに弱肉強食の世界ですね。
「そうです。勝つ者はドンドン勝ち上がって、負ける者は黙って去っていくのがキャバクラ業界なんです。それはキャバ嬢も男性スタッフも同じなんです」