【夜の仕事人インタビュー】大阪・風俗業界25年の店長が語る年収1千万への道のり!

【夜の仕事人インタビュー】大阪・風俗業界25年の店長の経歴。高校中退~マンヘルブーム! 男性高収入求人ドカント

 

■勤務していたマンヘルが摘発され…転職へ。

(前編はこちら)

――マンヘルが摘発されて廃業した後の、身の振り方は?

「しばらく仕事せずにブラブラしてたね、結構貯金ができたからな。ボクはこう見えて“打つ”と“買う”はほとんどやらんねん。それに“飲む”のもせいぜいスナックか、こういう安酒場で充分やしね。おごってもらう身でそんなこと言うたらアカンか」

――次の仕事はどうやって見つけたのですか?

「大国町でマンヘルをやっとった別の業者が、今度は“合法的”にデリヘルの営業を届け出てミナミに受付所を構えて店をやっとると聞いてな。しかも女の子と客を‟一緒に”ホテルに送りこんどると。そんなやり方もあんねんやって感心しとったんや。そう、今の‟ホテヘル”やな。そしたら昔に同僚やった奴から電話がかかってきたんや『今ホテヘルで働いてんねんけど一緒に働かへんか?』いうてな」

――それで今度はホテヘルで働くことになって、収入面はどうなりましたか?

「元々マンヘルでバリバリやっとったから、その要領で仕事したら1年足らずで‟マネージャー”に昇格して、‟月給50万円超え”や。おまけに今度は‟ホテヘルブーム”で店はいつも繁盛しとったから、歩合もバンバンつくしボーナスもぎょうさん貰えたしな。そんで3年目には‟店長”に昇格して‟月給80万円超え”、30歳手前だったな」

――20代後半で月給80万円!しかも今度はホテヘルブームって運がよいですね。

「なんせ大阪でマンションを‟何千部屋”も使っとったマンヘルの風俗店が一気に消えてなくなったんや、その性欲はどこに行くっちゅうねん!それがホテヘルに流れたっちゅうことやろ」

勤務していたマンヘルが摘発され…転職へ。 男性高収入求人ドカント

■黒字経営のホテヘルが閉店!? そして再び転職!

――ホテヘルではどのくらい働いたのですか?

「5年ほど働いたかな。というか、5年でお店が潰れてもうたわ」

――えっ、潰れた?ホテヘル人気で繁盛していたのでは?

「ああ繁盛しとった。やけどそれで儲けすぎたんか、税務署に目ぇ付けられてな。税金なんか一円も払ってなかったから恐ろしい“追徴”が来て店のオーナーは雲隠れや」

――そんなこともあるんですね、その後は?

「またブラブラや(笑)しかしな、ここまで来ると風俗店は稼げるって身に染みてるから、求人サイトを見て別のホテヘルに応募したったわ」

――普通に求人サイトを見て応募?当時業界10年以上のキャリアがあるのに?

「まあ色んなお誘いはあったけどな。今は違うけど昔はウサン臭い業界やったんや。働いてる奴らも色々ヤバイのも多いから面倒な人間関係も増えてくるしな。そんなんをスパッと断ち切るのも大事なんやで」

――なるほど。そこで一から求人サイトで選んで新しい環境に身を置くと。

「そんで面接に行ってみたら、そこのホテヘルの店長もマンヘルからの叩き上げですっかり話が盛り上がってな。採用されて半年で‟マネージャー”になって、2年目からは‟店長”や。また前のホテヘルと同じくらいの給料、‟月給80万円”を貰えるようになってん」

――さすが、キャリアは身を助けますね。

「やっぱりどの業界も経験者は優遇されるで。 しかもボクは5年働いたホテヘルの顧客リストを退職金代わりにいただいて来たしな(笑)」

■そして現在のデリヘルグループへ…年収1千万円の高収入!?

――今の勤務先はデリヘルだから、そのホテヘルからさらに転職したのですね?

「そういうこっちゃ。そのホテヘルでも5年近く働いてたんけどな」

――どうして辞められたんですか?まさかまた税務署が来たとか?

「ちゃうちゃう、そのグループは今も残っとるわ。なんでか言うとなぁ、昔一緒に働いてた時の後輩からお誘いの電話が掛かって来てん。『今デリヘルで働いてんねんけど一緒に働きまへんか?』って」

――どこかで聞いたようなお誘いですが、でもホテヘルで高収入だったのに転職しなくても……

「でもな、ホテヘルって“既得権”で営業しとるから、新規出店ができんのや。対してデリヘルは新規出店が可能やから、これからはデリヘルの時代になるかなぁと思って誘いに乗ったんや」
※受付のあるホテヘルは2006年の風営法改正で実質的に新規出店が不可能となる。

――それで現在のデリヘルグループに転職して店長に昇格。現在に至ると。

「そういうこっちゃ。入店後1年足らずで“マネージャー”になって3年目から“店長”や。それで給料は“月給70万円”。ウチのグループは店長やと売上に応じた歩合が他店と比べてデカいねんけどな、お店が繁盛してるおかげで“年収1千万円超え”も達成したで」

――それだけ儲かってるってことは、大阪ではデリヘルが流行中ですか?

「うーんとな、ウチのお店はデリヘルの中でも“待ち合わせ型”ちゅうジャンルやねん。これが今大阪ではやっとってな、一つの業種に分類されるぐらいの勢いやねん」

――東京のデリヘルやホテヘルにも“待ち合わせ可能”な店はありますが、大阪ではどうしてそんなに流行ってるんでしょう?

「これはワシの推測やねんけどな、ラブホテルでデリヘル呼ぼう思ったら、まず‟一人で”ラブホに入らなアカンやろ。それって慣れた人間やないと抵抗あるねん。そんでホテヘルの場合は受付に行かなアカンやろ。看板もなくて“18禁のステッカー”だけ貼ってあるホテヘルに入って行くのって、これまた抵抗があるんとちゃうかな。受付でボクみたいな奴と話さなアカンしな(笑)」

――分かるような気もしますが……

「それが“待ち合わせ型”やと全部解決する訳や。デリヘルみたいに一人でラブホに入ることなしに、女の子とカップルのようにホテルに入って行けばいいし、ホテヘルみたいに受付に行くことなく電話してからそのまま女の子と会えるしな」

――お客さんが遊ぶ際の気持ちのハードルが下がると。

「そうや!風俗業界の流行りって関西から生まれることも多いやろ?ノーパン喫茶とかな(笑) ホテヘルなんかもそうやし。近々東京で“待ち合わせ型”がブームになるかも知れへんで~」

――待ち合わせ型のデリヘル、ホテヘルと仕事内容に違いはありますか?

「待ち合わせ型といってもデリヘルやからな、事務所や駅の近くで待ち合わせするケースが多いけど、他のエリアに派遣する場合もあるから“送迎ドライバー”が必要になるから、ドライバーの管理も今までにはない業務やったな。まぁでも、お客さんの電話から始まるのはホテヘルと一緒やし大まかには変わらへん。ただデリヘルは男性スタッフがお客さんと“直接会う”ことがないからな、その分電話応対には神経を使うわな~」

なるほど。岩田さんの風体に似合わないカン高い丁寧な口調は、長年の電話応対で培った賜物だったのか。
確かにこのイカつい姿を見ずに声だけ聞いていると、優しい中年男性を思い浮かべてしまう……かも知れない。と思ったが口には出さなかった。

「それでもな、これまでは常連客と受付で世間話とかしとったけど、それがなくなったんはちょっと寂しいわな」

そして現在のデリヘルグループへ…年収1千万の高収入!?

■風俗業界で25年のベテランに聞く、成功する秘訣は?

こうして、マンヘルから始まって待ち合わせ型デリヘルに至るまで、様々な時代の流行風俗を渡り歩いてキャリアを重ねてきた岩田さん。
そんな彼に、風俗業界で働くメリットとその道で成功する秘訣について聞いてみた。

「高校中退の元ヤンでも、店長とか呼ばれてそれなりの給料を貰える業界なんて、風俗業界以外にはあんまりないやろ?学歴不問、年齢不問、おまけに容姿も不問(笑) 魅力的な業界ちゃうかなぁ、体力的にしんどい仕事でもないし」

――やる気さえあれば高収入をゲットできる業界ですよね。では成功するためには?

「まず新人の時は上司や先輩スタッフの言うてることをよう聞いてマジメに働くこっちゃ」

――なんか秘訣にしては普通のことですけど。

「いや、月並みやけどそれが大事やねんて。ボクもな、若い男子スタッフを使っている立場やけど、何を一番に評価するかというと“時間を守る”とか“挨拶をする”とか“掃除をする”、なんていう“人としての基本的なことができてるか”やねん。風俗業界ってのは誰でも入って来られるから、変な連中もぎょうさん入って来るわけや。なかには基本的なこともできないええ加減な奴らもおるんや。だから普通にマジメに働いとったらすぐ店長や幹部の目に留まって出世できるっちゅうわけや」

――なるほど、マジメに常識的に仕事を続けていればチャンスが来ると。

「そんで出世して役職付きになったら、女の子や部下の男子スタッフの管理が重要になるんや。なんせ風俗業ってのは、“究極のサービス業”やからな。女の子がやる気を出してくれれば、サービスの質も向上してお客さんの満足度も上がって集客増加につながる。それに男子が効率よく動けば更なる売上アップにつながるんや。そうやって店内の人間をうまく回せるようになったら、自ずと成功への道は開けていくわな。要は“コミュニケーション”が大事っちゅうことやな」

■これからも、風俗業界で生きてくんやろな・・・。

最後に、これまで風俗業界一筋の半生を送ってきた岩田さんに、今後の人生設計について尋ねてみた。

「う~ん、10代の頃から風俗業界しか知らんからなぁ……なんやかんやいけるとこまで風俗業界におるんとちゃうかな。幸い20年以上この業界で働いて結構な貯金も作れたし、最後はバシーッと現金でマンションでも買って独り気楽に暮らすかな」

――えっ、お独り?ご結婚はされてないんですか?

「バツイチやがな(笑) 20代の頃に飲み屋の姉ちゃんとなぁ……2年半であっさりケンカ別れや。もう結婚はコリゴリやって」

――でもお店に可愛い女の子がいっぱい居ると思うんですけど?

「アホか、店長が店の女の子に手ぇ出してどないんするねん。とはいってもマンヘル時代の若かりし頃は店の女の子とバリバリ付き合っとったけどな(笑) でもな、今は女の子が若過ぎて何を言うとるかもイマイチわからん。正直言うて興味もないわ」

岩田さんはメガハイボール6杯を飲み干しながら風俗業界での経験を語ってくれた。

公表NGながらお聞きした驚愕の貯蓄額(非公表)……そのイカついビジュアルからは想像できない堅実な人柄なのか……まさか現金で家を買えるほどの貯金を作っていたとは何とも夢のある話ではないか。

でもそんなにお金があるのなら、この店の飲み代くらいオゴってくれてもいいのに……冗談めかしてやんわりと告げてみる。

「それとこれとは話が別やで兄さん。そんなことしとったら金は貯まらんねん。そんじゃあ、ごっそさん」

この時ばかりはドスの効いた低い声だった。